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ya×jp学校パロ

第40話 - 文化祭

1,600

2024年04月09日

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あゆ *

クラスメイト

ついに当日だよ！

クラスメイト

めっちゃ楽しみだな！

やってきた文化祭当日。

学校中が爽やかな装飾に彩られ普段見ない顔である他校の生徒達も遊びに来ているので今日はいつも以上に賑やかな雰囲気が漂っている。

まあそんなこんなでうちのクラスの出し物はじゃぱぱ考案所謂告白ステージ。

じゃぱぱは完全に自分の都合で提案したんだろうが何故か多く票が集まってそれに決まってしまった訳なのだが。

じゃぱぱ

えぇ先生一緒に
回れないんですか？！

ゆあん

いや少しの間だけな。
回れないことは無い。

じゃぱぱ

っじゃあ回る！
…………やった、

たっつん

せんせー俺らも回る！

るな

私達も一緒に回ります！

じゃぱぱ

っはぁ？！
空気読んでよ！！

どぬく

皆で一緒に回りたいじゃん！！

ヒロ

……それに2人だけだと
怪しまれるんじゃない？笑

シヴァ

そーそー！

えと

私達と一緒に
回った方が安心だよ！

じゃぱぱ

っう、……そう、だけど、！

ゆあん

…まあまあ笑
それもそうだし皆で回るか？
な、じゃぱぱ。

じゃぱぱ

…………ちぇ、
分かりましたよ。

ゆあん

笑笑

むすっとしたじゃぱぱに可愛さを覚える。本当色んな表情を見せるよなこいつ。

正直2人きりでない事が寂しいのはじゃぱぱだけでは無い。だけどたっつん達と回りたい気持ちもあるし確かに実際 2人だけでは違和感が凄いと思うので有難いなと感じるくらいだ。

クラスメイト

皆今日まで準備お疲れ様ー！

クラスメイト

全力で楽しもー！

クラスメイト

おぉ！！

ゆあん

じゃあとりあえず俺らの
時間になるまでは自由行動な。

ゆあん

色んなとこ行って
楽しんでこいよー

クラスメイト

はーい！

今回用意した告白ステージは教室での出し物というよりは企画物。体育館を使って行うので他団体との被りを避けるために時間指定がされているのだ。

じゃぱぱ

っね、せんせ！回ろ！

ゆあん

おお、笑

じゃぱぱ

ほら皆行くよ！！

🍑

はーい！

のあ

美味しすぎます！！

ゆあん

のあさんが1番
楽しんでるね笑

今は呼び込みと看板につられ 3年生の先輩たちが企画している店に入ったところ。

ご飯が食べられると1番はしゃいでいるのは案の定のあさん。祭りの時もそうじゃなかったっけ。

じゃぱぱはじゃぱぱでひたすらにもぐもぐ美味しそうに食べていて見てるこっちまで嬉しくなる。俺作ってないけど、笑

ゆあん

……じゃぱぱ1口食う？

じゃぱぱ

っ！食べ、たいです！

ゆあん

ん、

じゃぱぱ

っ…//

うり

はーいイチャイチャしないよー

たっつん

バレんのも時間の問題やで笑

じゃぱぱ

っ、うるせぇよ、！//

ゆあん

っ、ほら、！
そろそろ次行くぞ、

えと

あれーもしかして
先生も照れてる？笑

ゆあん

いや、なわけあるか、！

えと

…へー笑

ヒロ

ふぅーふぅー！

ゆあん

お前らだる笑

ヒロ

すいません笑笑

シヴァ

まあまあ切り替えて次行こー！

焦る気持ちを抑えて何とか誤魔化し店を出た。

ゆあん

…………ぅわ、あれ行きたい。

じゃぱぱ

え！先生がやりたい
なんて珍しい！

どれどれ…！

じゃぱぱ

…………あ、却下で。

ゆあん

おい行くぞ。

じゃぱぱ

っねぇ無理！
俺怖いの無理！！

ゆあん

いや、だから行くんだろ笑

じゃぱぱ

なんっで！！

どぬく

笑笑
いいじゃん！
行ってきなよ！

のあ

私たち待っててあげます！

るな

2人きりで行けますよ
じゃぱぱさん！

じゃぱぱ

っ……ねぇもう、

ゆあん

笑笑

色々なクラスを回って時刻も 4時を過ぎた頃。見つけて俺が提案したのは「お化け屋敷」だ。

じゃぱぱが怖いのが苦手なのを知っている上での提案。ずっと前から行かせたいって思ってたんだよな笑

ゆあん

ほらじゃぱぱーどうすんの？
嫌なら行かなくてもいいけど笑

じゃぱぱ

っずるい、

じゃぱぱ

っ、行きます、よ。
…………ふたり、なら。
その代わり！
ずっと手握っといてくださいよ！

ゆあん

…もちろん笑

ここでしかいれないであろう ''2人''での行動というのにつられ受け入れたじゃぱぱ。

ゆあん

じゃあ行くか。

たっつん

楽しんでこいよー

若干そわそわとしながら不安そうにしているじゃぱぱをつれて目的地へと向かった。

じゃぱぱ

っねぇやっぱ無理かも、

ゆあん

大丈夫大丈夫笑

生徒

いらっしゃい〜！
2人ですか？

ゆあん

そーです、

生徒

なるほど、……

生徒

このお化け屋敷では
おふたりのペアで来てくれた方には
この手錠つけて行ってもらうことに
なってまーす！

ゆあん

……え、

じゃぱぱ

っ！！？

生徒

どうしても嫌な場合は
大丈夫ですけど、
どーしますか？！

ゆあん

うーん、…

手錠つけて進むとかカップルがやるやつだろ。流石に暗闇でそんな近いのは色々と危ないと思い断ろうとしたのも遅く。

じゃぱぱ

っやります！

ゆあん

…………。

生徒

はーい！じゃあつけて
この先進んでくださいね〜！
行ってらっしゃい！

これにじゃぱぱが食いつかないわけなかった。そういえばこいつあらゆるところで既成事実作ろうとしてくるんだったわ。入った後も気を付けないと。

じゃぱぱ

…はい、！
先生手錠！

ゆあん

……はいはい、

じゃぱぱ

絶っ対手放さないですから！

ゆあん

分かった分かった笑

ガシャン、と金属の擦れる音と共にじゃぱぱの片手と俺の手は繋がれた。そしてその手錠は思ったよりも頑丈で無理やり外すことは出来なさそう。わざわざ外そうと思っているわけではないけど大丈夫かな、…

ゆあん

……てかお前、力強笑

じゃぱぱ

ねぇ先生進むの早い！
待ってくださいよ、
っわぁぁぁ！！

ゆあん

wwwww

入った瞬間からびっくりする程の強い力で手を握られおぼつかない足取りで進むじゃぱぱの想像以上のビビりさに怖さよりも笑いが込み上げてくる。

じゃぱぱ

ってかせんせなんで
そんなにビビってないんすか！

じゃぱぱ

なんかもっとこう、
怖くてくっつくみたいな、
そーいう期待してたのに、！
っわああぁもうっ！

ゆあん

……そーやってお前が
ビビりすぎてるからだろ笑

ゆあん

……それにもう十分
くっついてるわ、笑

じゃぱぱ

わ、ほんとに怖いからっ…！！
もっと手握っといてください！！

ゆあん

…………。

正直、逆にくっつきすぎてやばい。仮にも好きなやつこんな暗闇で抱きつかれているも同然のこの状況はどうなんだろう。

…まあ、俺も男だからさ。

ちょっとくらい。

ゆあん

…………じゃぱぱ。

じゃぱぱ

わ、なに、……

ﾄﾝ

じゃぱぱ

っへ、？
ちょっと、

ゆあん

……ん？

じゃぱぱ

っせん、せ、進まないと、

ゆあん

んーまだ後ろ
来てないから大丈夫。

じゃぱぱ

っそーいうんじゃ、

ゆあん

……。

ゆあん

…じゃあさっさとここ出る？

じゃぱぱ

っ、、え、と、

ゆあん

出てたっつん達と合流するか〜

じゃぱぱ

…………。

ゆあん

俺もそろそろ
回れなくなるし、
また後で……

じゃぱぱ

っ…、！

じゃぱぱ

っっ、ねぇゆあん、
せんせ、！

ゆあん

…………ん？

じゃぱぱ

…………出なくても、
いい…から、…

ゆあん

……っそっか、笑

ゆあん

…じゃあ、人来るまでな笑

生徒

おかえりなさーい！

生徒

どーでしたお化け屋敷！
手錠外しますね〜

ゆあん

…どうも、

クオリティ凄いですね笑

生徒

ありがとうございまーす！！

じゃぱぱ

…………、

たっつん

あ、じゃぱぱ達
やーっとでてきた！

シヴァ

ちょっと2人とも遅いよ〜

じゃぱぱ

あ、…ごめん笑

ゆあん

…ごめん遅れた笑

ゆあん

っじゃあ俺そろそろ
見回り行くから。
また後でな〜

ヒロ

えーもう行っちゃうんですか先生！

どぬく

また一緒に回りましょうね！！

ゆあん

おー、

のあ

じゃあ私達で行きますか！

うり

のあさん待って、
じゃぱさんにどうだったか
聞かないと笑

るな

るなも気になります！笑

じゃぱぱ

…………//

────────────

生徒

…………。

生徒

いやぁ〜あれはいい意味で
目に毒だわ。

生徒

……推せる。

生徒

それな、
てか大体手錠って来てくれた
''カップル''対象に作られた
ルールじゃないの？笑

生徒

そうなんだけど、
ちょっと独断で笑

生徒

特別帰ってくるの
遅かったとことか
もうやばい。

生徒

うんうんあれは出来てるわ。
監視カメラでも
つけとけば良かった〜

生徒

それな笑

じゃぱぱ達が去っていった後。

こうして密かに2人を応援するものが増えていくのはまた別のお話。

────────────

ゆあん

…………。

ゆあん

……あっぶな、笑

お化け屋敷を出た後足早にじゃぱぱ達の元を離れ見回り行く前に頭を冷やしに向かう。

じゃぱぱに既成事実作られないようにとか言っておいて自分で作ってしまうところだった。

ゆあん

…じゃぱぱ。

じゃぱぱ

っ…//

ゆあん

…………。

1年生

……怖いね！、))

1年生

まだまだ先あるよ〜？！
クオリティすご！))

1年生

〜〜〜！笑

ゆあん

っ……！

付き合うまで手は出さないと決めていたにも関わらず誰も見てないというあの状況から理性に負けそうになった寸前。良いのか悪いのかタイミングよく後方から来た次の生徒の声によって引き戻された。

ゆあん

ﾊﾞｯ）……っごめんじゃぱぱ。
早く行くぞ、

じゃぱぱ

……え、

こうして途中に出てくるお化けとそれにビビり散らかすじゃぱぱなんて諸戸もせずに俺はじゃぱぱの手を引いて終始無言で出口へと向かったのだった。

ゆあん

……ほんと、
気を付けないとだわ、笑

この見回りを終えたら次はいよいよ自分達のクラスの出し物の時間になる。

まじでちゃんと頭冷やしてから行こ笑

狂わされた調子を取り戻すように気持ちを切り替え職員室へと向かった。

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どタイプ作品すぎてやばいです😮‍💨︎🤍︎🤍続き楽しみに待ってます✋🏻

うわっ、もうほんとに神です今回も最高でした！生徒さんがナイス行動すぎてよかったです！！これからも頑張ってください！

待ってました！部文化祭編ついにきましたねぇ！(？) じゃぱさんとゆあんくんの距離が一気に近ずいた気がします！

あゆ *

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