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ここ………、かな………、?✨

やっと、あの先輩に会える。

そう思うと、早く校舎に入りたくて堪らない。

……………えっと………、?

昔から方向音痴の僕は、どこに行けば良いのか分からない。

______っ、?w

__________wwwww

…………………っ!?

ずっと、探し求めていたひとの声。

くるりと振り返ると、あのときと変わらない、そのひとがいた。

あ…………っ、

…………あれ?もしかして………………、

…………、?

あ…………っ、/

あのひとが、僕に気付き駆け寄ってきた。

きみもこっち来たの………っ!?

久しぶり〜!!✨

は………っはい…………っ!!//

あ、名前なんていうのっ?

え、えっと………、ほとけです……っ/

ほとけくんか〜…っ、✨

い、いむ……って呼んでくれると……、嬉しい、です………っ、

いむ?

可愛いね、!

うん!そう呼ぶー……っ!

……………っ、///

………………………、

おいないこ、もう行くぞ

え?あ、ほんとだー…っ、

いむは、1年だよね?

は、はい……っそうです、

だったら、あっちに向かえばいいよー!

……っじゃ、俺等行かなきゃ!

またねー……っ、!

………………っ//

そんな事もあったなぁ………、

この1年、進展は何も無いけれど。

…………………は”ぁ〜……っ、

さっきは何で、あんなに心臓がバクバクしたんだろう。

まるで、あのときの感覚みたいに ――――――――

……………っだめだめ、//

僕には、長年想い続けてきたあのひとがいるんだから。

突然、いふくんに心を奪われるわけない。

気の所為だよ…………、//

あれから数日経って、いよいよオフイベ当日。

よし………っ、✨

コーデをもう一度鏡で確認する。

だいじょぶ………っ、!

こんな所でコミュ障を発動するわけにはいかない………っ!

がんばるぞ………っ、

ふぇ………、ここが……っ、

イベントが開催される場所に来たはいいが、人が多すぎる……、

う………っ、

おまけに、フレンドのらびまるの容姿も知らないし……っ、

当人からの情報だと、シルバー色の髪に、英字の書かれたTシャツを着てるそうだけど………、

………………、?

あ、!いむいむやんな……っ!?

え?

俺、らびまる!

えぇ………っ!?

……………w

にこりと笑うらびまるは、予想以上にふんわりとした雰囲気で、お洒落だった。

ら、らびまる…………、

おん、そやで♪俺がらびまるやー!

名前、何て言うん?

ぼ、僕は……稲荷ほとけ!

よろしく……っ!

んははwそんな緊張せんでええよ?

俺は、有栖初兎!

よろぴくみん♪

………………、

このテンションに、絶妙に滑る駄洒落………、

これは絶対、らびまるに違いない!

あ、そういやさ……、俺に友だちおんねんけどな、?

んー…………、

………っ!あ、まろちゃんこっちこっちー!

……………ん?

らびまるに呼ばれたそのひとは、高身長でよく目立った。

そして、そのひとは……、

あ、初兎〜……、何処行ったか心配したやーん………、

この前、一緒に語ったあのひとだった。

そのひとは、らびまるの頭をしきりに撫でて、微笑んでいる。

え……………っ、

ようやく気付いたそのひとは、動揺を一旦表すが、すぐに隠し通す。

……………?どうかしたん、?

………いや、なんでもないで!

そう………、?

あ、ごめんいむいむ!

仲良うしてくれとるフレンドさんが居るから、ちょっと挨拶してくるわ!

まろちゃんと、何か話しとって!

あ………、うん……、

……………えっと………、

気まずい。あのときは、僕が勝手に走って逃げちゃったし……、

こういう場合、何を話したら……、

それとさっきの、らびまるを撫でてとびきり嬉しそうにしていた真相とは…………、

……………あのさ、

俺と初兎、恋人やねん。

……………え?

驚いた。

僕と同じような感性を持っている人が近くに居たとは。

………………引く?

……………ううん。

引かないよ。僕だって一緒だもん。

………………そか、

俺と初兎は………、ほんとに付き合うとるんか、俺には分からへん。

………………………うん、

あのころは…………、

………………んー、?

突然呼び出されたから何かと思えば。

…………っ付き合うて下さい…っ、!//

同性の、友達から告白された。

え………………、

きっと、他意はないだろう。

そう思っていたが。

…………会ったときから、好きで。

………ずっと、ずっとずっとこの想いを伝えたかった。

出来たら、今返事聞きたい………、

……………………、

俺は別に、初兎のことを恋愛対象としてみているわけではない。

でも、今にも泣き出しそうな顔で、下を向いている初兎を見ると胸が苦しくなった。

…………ええよ、

………………っえ……っ、?

俺も。初兎のこと好きやし。

付き合お………、?

初兎のことは、“友達”として好きだ。

嘘の言葉を並べてしまい、途端に心のなかに不快感が残る。

だけど。

……………っほんまに、嬉しい……っ、

ありがとぉ…………っ、

嬉しそうに泣いて見せるものだから。

初兎のことは傷付かせたくない。

この思いは一生抱えて、生きていこう。

…………みたいなことやってさ…、

………………うん……っ、

…………………………ごめん、こんなこと話してしもて、w

………じゃ、俺初兎のとこ行ってくるわ、

またな。

……………っうん……、

初兎さんのことが好きなんじゃないの?

だったら何故、僕と離れるときに寂しそうな顔をするの?

なんで。

その表情の理由を知りたいよ___

♡400⇒

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