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僕とお兄さん。

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僕とお兄さん。

15 - 15話ースマートフォンー

2023年07月27日

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15話ースマートフォンー

優月

……もう、休んでて…

駿

…あ、優月

優月

…ん?

駿

今日、裕二が泊まりに来るんだと…

優月

…わかった、

駿

……あと、それどうした

優月

……これ、?

優月

…こけて怪我した。

駿

……そうか、

ピンポーン

駿

…裕二か、…来んのはや、

優月

……僕が出る。

優月

おにいさんはベッド、

駿

……ん、

優月

……はい、

裕二

わ!優月!

優月

…お久しぶりです、

裕二

ありゃ、でかくなったな…お前

裕二

身長何センチ?

優月

……16…4…?

裕二

うわ、高…

優月

……まだ裕二さんの方が高いでしょ、

裕二

まぁそうだけどさー、すぐ抜かされそうだな〜…

優月

ぁ、…今日ちょっと静かめでよろしくお願いします…

裕二

…?…わかった、

優月

裕二さん夜ご飯たべますか、

裕二

あるなら食べたい

優月

じゃあちょっと待っててください…

裕二

…ん、

僕はおにいさんが作ってくれた シチューをお皿によそった。

優月

…どうぞ、

裕二

わお、美味しそ

優月

僕は後で食べます、お先にどうぞ…

裕二

ありがと、

優月

…おにいさん、大丈夫?

駿

全然、大丈夫…

優月

……ご飯食べる、?

駿

ん〜…ちょっと、

優月

…わかった

優月

持ってくるね、…

駿

…どうも、

優月

……、

僕はお皿に少しだけシチューをよそった

裕二

…駿、風邪ひいたのか?

優月

…ぇ?…ま、まぁ……

裕二

ごちそーさま、美味しかった

優月

いいえ…これ、作ったのはおにいさんなので…

僕はシチューをもって 部屋を出ようとした

裕二

……優月、

優月

…?…はい

裕二

……たまにはワガママいえよ、

裕二

前からだけどな、お前は遠慮し過ぎなんだよ。

優月

……そんなこと、

裕二

そんなことあるから言ってんだよ

裕二

今までお前がこれがいいこれが欲しいって言ったの

裕二

どうせ勉強道具か、服だろ

優月

……べつに、ほしいもの…ないんです

優月

大丈夫です、あったら多分言ってます。

裕二さんにこんなに言われたの初めて。

おにいさんも裕二さんも…優しいな、

優月

……おにいさん、どうぞ…

駿

…ありがと、

優月

……薬、飲んでよ…

優月

水、持ってきたから……

僕はベッドのそばの棚に 水が入ったコップを置いた

駿

……ん、

優月

…おにいさんは、

優月

僕が大きくなったら…捨てちゃう…?

駿

捨てねぇよ、なんでそんなこと聞く

優月

……そっか…、

優月

…ん、…

僕はおにいさんに抱きつく。

駿

……ん、

優月

……すき、

駿

…俺も、

優月

……。

僕はノートを広げ、シャーペンをもつ

優月

…ん、…

僕は勉強を始めた。

裕二

……偉いな、優月。

優月

……ん、…

裕二

…優月、

優月

……なんですか、…?

裕二さんはノートの上に 長方形の箱を置いた

優月

……これ、…

裕二

……お前の、

優月

ぇ、…い、いいんですか…

裕二

俺がここ来たのそれの為、

裕二

遅めの入学祝い

優月

…わ、るいです…よ

裕二

お前の為に買ったんだ、受け取れ

その箱を開けると、 中にはスマホが入ってた

優月

…ありがと、…ございます…

裕二

スマホケースも入ってるからつけとけ、

優月

……ほんとだ、…

次の日、おにいさんは元気に戻った

僕はおにいさんと裕二さんとメッセージのやり取りができるようにしてもらった

優月

……やったぁ、…

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