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主
主
主
・司寧々 ・死ネタ
主
公園
寧々
司
寧々
司
寧々
司
司
寧々
司
寧々
(司が小走りで屋台に向かう)
寧々
寧々
(司が戻ってくる)
司
司
(司が手のひらにある向日葵のヘアピンを見せる)
寧々
司
寧々
寧々
寧々
司
寧々
司
司
寧々
司
嬉しかったな。 司からもらったひまわりのヘアピン。
このころは、まだ……。
それは、あまりにも突然だった。
寧々
寧々
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通話
00:00
寧々
寧々
ピッ (寧々が電話に出る)
寧々
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寧々
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寧々
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通話
00:43
寧々
寧々
寧々
寧々
大したことじゃないって言い聞かせていたけれど。 冷や汗はダラダラ流れて心臓はバクバク鳴って。 嫌な予感は止まらなかった。
寧々
えむ
類
寧々
類
寧々
類
えむ
寧々
寧々
(誰かが近づいてくる)
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寧々
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全部信じられなくて頭に何も入ってこなかった。 交通事故、当たりどころが悪い、今日中持つかどうか……。嫌な言葉だけが脳をぐるぐる巡る。
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寧々
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病室
寧々
寧々
そこには、起きたらすぐにでも話してくれそうないつも通りに見える司が居た。 ただ、身体中に色々な管が刺さっている。
まだ頭がなにも追いついてなくて。 でも…もう司とは会えないことだけは分かった。
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(司の母が去っていく)
寧々
司
寧々
寧々
寧々
寧々
そのあとはわたしもよく覚えていない。 ただ、いっぱい泣いた。泣いても泣いても泣き足りなくて泣いた。
病院からの帰り道。 心にぽっかり穴が空いた気分だった。
本当は司が大好きだったくせに。 何回も何回も妄想してたくせに。 この気持ちを伝えようって思ってたくせに。
本当に大切なものは失ってから気付くんだ。
まだ、何も伝えられてなかったのに。 全部、ぜんぶ…、手遅れだ。
あれから、1年の月日が経った。
ふと、司からもらった向日葵のヘアピンが目に映る。
寧々
いつも思い出してるよ。 痛いし辛い、でも絶対に君を忘れない。
向日葵を見ると、なんだか君が笑ってくれているような気がするんだ。
ギュッ (向日葵のヘアピンを握り締める)
寧々
夜空には小さな一筋の流れ星が光っていた。