優しさいこ~る首絞めロープ

突然だけど

優しさが時には首を絞めるロープになることを

知っていますか＿？

善意のつもりでも好意のつもりでも

時には人の首を絞めることに、

そんなことの何よりの証拠をお見せしましょう＿

不登校になった

理由だってないわけじゃなかった

”いじめ” だ

ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ((画鋲が流れてくる

ﾊﾞｯｼｬｰﾝ((水

時には度を超えたことだって

ﾊﾟﾁｭﾝﾊﾟﾁｭﾝ...ｯ♡

ｶｼｬｯ

突然涙がこぼれてきて

止まんなくて

ただ困らせて

迷惑なのは知ってても

大丈夫の一言がどうしても出なかった

紫~くんはずっと優しい声色で質問してくれていて

怒ってる訳ない態度で接してくれても

俺は俯いて沈黙

そう言ってくれても俺は

頷くことしか出来なくて

謝って泣いて

ほんと、

何がしたいんだろ

ご飯、置いておくね、

優しいから

優しすぎるから

優しいあの人たちが大好きだから

困らせて

泣かせて

それでも優しくしてくれて

普通に接してくれて

でも

優しくされる度に胸が締め付けられる感じがして

いっその事嫌って突き放してくれた方が楽なのにな

とか思っちゃって

そんな自分がいやでまた自己嫌悪して

また泣いて弱音吐いて

被害者ぶって

何がしたいのかまたわかんなくなって

外真っ暗

一日が終わりに近づいてて

夜は日替わりのメンバーでお話

これでよかったんだ

これで

これで俺も罪悪感も嫌悪感も

何も感じなくなる

楽になる

なんでそう思ってるのに

涙が溢れて止まらないの

きっと震えたいのは紫~くんだよね、

なのにどうして

なんて

口から出る言葉は自分勝手で弱くて

醜くて気持ちが悪い

心の底から憎悪する

でも、

心の中で”そんなこと思ってない”なんて思えなかった

みんなの優しさが

俺を苦しめていた

それは変わらない

がらがら(みんなでていく)

俺が1番欲しかったもの

それは温もりだったのかな、......ｯ

今は甘えていいのかな、

ℯ𝓃𝒹