短編集

どろどろが好きなのでそっち系かも

桃赤

俺達は幼稚園から今までずっと一緒にいた

泣く時だって

笑ってる時だって

喧嘩する時だってずっと一緒だった

俺の隣はあいつだった

そして今、高校生

またずっと一緒だと思ってた

突然言われた

彼氏が出来たことを

なんかすっげーモヤモヤしてて。

まぁ今の俺にはそれが何だかわかるはずもなくて。結局赤が彼氏を紹介してきた

赤の言った通り青はゲームが上手くて普通に仲良くなった

でもやっぱなんかずーっとモヤモヤしてるからさ、聞いてみたらさ、

俺は恋した事ないからわからなかったけど、恋らしい

でも赤には青がいるから諦めよ

でもそれからもずっと赤は俺に可愛く話しかけるから諦め切れなくて

絶対取り返してみせるから

まってろよ。赤

赤が好きって言ってた匂いの香水付けたり

赤が好きそうな服きたり

赤が好きなバックハグしたり

期待して貰うために言葉とかも気を使ったり

昔好きって言ってた人の髪型にしたり

色んなこと努力したから赤は段々俺に惚れてきたと思うんだよね‪w

ほら、あと一息

ﾄﾞﾝｯ

この告白だって赤が好きな告白でしょ？

それに今まで努力してきたもの全部合わせたからね。

これで赤は俺のもん

あれから赤と青は別れたんだけど

青がまだ諦めてないらしく、 赤と仲はいいまま

友達として、らしいけど

まあ流石に仲良すぎだし 青の下心丸出しだからさ

赤には俺だけを見てもらうように、、

赤が俺のもんになったのは

赤が俺に依存するのと同じだろ？

ひさびさあ