テラーノベル
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私の近くで何か物音がし目が覚めた。
朝日が眩しく、一瞬目を細めるも再度目を開けると目の前には兄さんがいた。
ロシア
ウクライナ
ロシア
ウクライナ
ロシア
そう言って兄さんは私の額にキスをして部屋を出て行った
ガチャンッ
ウクライナ
あれから一体何日が経過したのだろうか。あの日から私は外に出ることを許されず、ただひたすら兄さんに犯される日々を過ごしていた。今頃みんなはどうしてるのだろう、私がいなくても変わらずにやっているのかな。
………いまだに兄さんの真意はわからない。毎日朝が来るとどこかに行ってしまい、夜になれば私を襲う。兄さんの言う''用事''とは何なのだろう。
ウクライナ
朝食を食べに行きたいのに、不思議と私の体はいうことを聞かない。起き上がる気力すら湧かない。
いっそこのまま餓死でもしてしまおうか?私が死んだら兄さんどう思うんだろう?それなら…
ウクライナ
そうして私は食べ物を欲する自分の体を無視し、再度深い眠りに落ちた。
目を覚ますと窓の外は暗くなっており、もう夜だということに気がついた。
残念ながら餓死するには時間が足りなかったらしい。
時間を確認するために時計を見ると、夜の10時を指していた。
ウクライナ
ウクライナ
ああ
いやだ
兄さんが帰ってきたら…
体が小刻みに震える。また涙が溢れそうになる。
行為中の兄さんはひどく優しい。
その優しさが嫌いだ。
その優しさで、酷いことをされているはずなのに、時々もう全てがどうでも良くなり兄さんに堕ちてしまいそうになる。
それだけは絶対にいやだ
どれだけ汚されても、自分を忘れたくない。
ウクライナ
震える体を無理やり押さえ込み、私は足を動かした。
ウクライナ
キッチンに立つも私は料理をするわけでもなく、ただ呆然と立ち尽くしていた。
お腹は減っているはずなのに、何も食べる気が起きない。
どうしてだろう、
そう考えていたその時だった
ガチャッ
玄関のドアが開いた。兄さんが帰ってきたんだ。
食べ物は諦めて寝室に戻ろうと、体を動かした。
あれ、
どうしよう…
目の前が真っ暗で体がまったく動かない。
またこれだ
やだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
怖い
恐怖に思考が染まる
この後起こる行為に猛烈に吐き気がする
こういう時、ふと思うことがある。
やっぱりあれは本物の兄さんじゃないんじゃないかって、
本物の兄さんは殺されて、今いるあれは偽物の兄さんなんだと思う
本物の兄さんならどんなことをされても私がこんな恐怖心を抱くことはないはず。
真っ暗だった視界に光るものが入ってきた
鋭利なそれに手を伸ばした
包丁だ
刃を首筋に当てる
私の大好きな本物の兄さんは死んじゃったんだ
それならもうここにいる必要はもうない
きっと兄さんは天国で私を待っているはずだよね!
自然と笑みが溢れる
少し怖いけれど
ウクライナ
綺麗で鮮烈な赤がまるで花のように宙を舞う
偽物の兄さんがこちらに何かを叫んでいる気がした
そこで私の記憶は途絶えた。
アズ・ウェル・アズ
アズ・ウェル・アズ
アズ・ウェル・アズ
アズ・ウェル・アズ
アズ・ウェル・アズ
アズ・ウェル・アズ
コメント
7件
ウクク ~…😭 メリバとハッピーエンド楽しみにします.
わああああ続き待ってました嬉しいですいつもお疲れ様ですそしてありがとうございます!! けっっっこうバットだけどもメリバとハッピーエンドが想像できない、、、
うぁああ....最高だ...(最低だよ) 続き待ってました!!ありがとうございますッッ!!! これはこれでウクにとってはハッピーなのかもしれない.... でもこの状態でハッピーエンドってどうなるんだろ....気になる....