状況が分からずに 混乱していると

僕の手が何かに当たった

同じベッドで寝ている 金髪の少年は

全く記憶が無い

“俺は好きな奴しか助けない” って言われたところで

僕の記憶は止まってる

教師の朝は早い

アラームをかけなくても 自然に朝早く目が覚めてしまうのだ

生徒相手にこんなことを 思っていいのかは謎だが

るぅとくんの寝顔は綺麗だ

スマホを開いて初めて 今日が平日だと気が付く

学校行かなきゃいけないけど、

完全に昨日のスーツのまま寝たし

着替えは自分の家に行かなくちゃ無い

もはや焦る気も失せて のんびり準備を始めた。

今日は珍しく朝から 教室に来てみた

まぁ、2時間目数学だから 1時間目は寝て過ごせばいいかなって感じw

また受験の話。

高3だから当たり前だけど

未だに実感は湧いてない

てか、勉強すらしてない

担任の話を聞く気にもなれず 適当に聞き流していたが

3ヶ月で 想いは伝えられるのだろうか

時は流れ2時間目終了 (早いとか言うなよ？？)

今日こそ…

ちゃんと伝えるんだ…

頑張れ僕。

すたすた…

あまりの目標の高さに 目を見開くころちゃん

当たり前、だよね

重い空気が流れる

先に口を開いたのは ころちゃんだった

ぎゅっ…

暖かいころちゃんの胸の中で

涙を流しながら ぽつぽつと話した

こうして 2人の秘密の特訓が 始まったのだった＿。

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秘密の特訓とか もう、ねぇ…？(^p^)