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きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
彼はまた涙を流した
でもそれはさっきまでの悲しくて、辛くて泣いているような笑顔などではなく
どこか強い幸せそうな笑顔だった
きりやん
そこでやっと俺は目を覚ました
俺は彼の言った通りシャークんをきんときの代わりのように愛そうとしていたのだ
だから彼は俺を振る
そして俺は、彼に気づかせてもらったこの想いを次こそは捨ててはならない。忘れてはいけない。
俺は涙を拭って笑ってシャークんの顔を見た
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
不思議と喪失感は全くなかった
先程まで感じていた不安は今はどこにも無い
曇っていたように見えた空は今晴れている
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
清々しい気分で俺はきんときを探すために飛んだ
きんとき
気づいたら俺はどこかの森に隠れるように座り込んでいた
あの時、シャークんが来なければ俺はきりやんの翼を切り落として後悔していただろう
助かったな。そう思った後に、嫉妬した
おれのきりやんなのに、奪われた。そんなことを淡々と考えていた
俺はいつの間かここまできりやんに執着していた
今思えば、きっときりやんと出会ったあの頃から始まっていたのだと思う
そして俺は昔のことを思い出す
天使と悪魔が住まう街で俺達は生まれ育った
近所にいたNakamuとBroooorkは小さい頃から仲良くしていた
色んなことをして遊び、時に怒られて普通に。平和に過ごしていた
そんな俺が。人間が住まう街。今住む街に行くかどうか悩んでいた時だった
彼に出会ったのは
街を歩いていると黒い翼と白い翼が交差する
そんな中で、彼を見つけた
どんな天使よりも輝いていて、美しくて
俺はあまりの美しさに目を奪われた
そして、よそ見をしていたせいか思いっきり壁に激突した
きんとき
1人でそんな茶番をして恥ずかしいなぁ。と思っていた。隣にBroooorkとNakamuさえいればいじられてまだあれだっただろうに
隣にはよく知る人はおらず道行く人々が俺のことを鼻で笑って過ぎていく
そんな俺に手を差し伸べてくれた人が1人居た
きりやん
きりやんだった
俺は自分の見ていた美しい天使に話しかけられるとは思わずに焦り散らかしながら急いで起き上がり
きんとき
そのせいか声が裏返って2度恥ずかしい思いをした
きりやん
きりやん
きんとき
見ず知らずのこんな悪魔家にあげていいのか???と思いながらも下心が少しあったためか俺はその申し出を受けた
きりやん
きんとき
天使の部屋に入るのは初めてだった
緊張のせいか手に汗をかきまくっていて何度も手を握っては離した
きりやん
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
確かに僕はあまり悪魔らしくないと自分でも思っていた
それを少し気にしてはいたがそのおかげで彼と仲良くなれるなら良かったな。とそう思っていた
そして、暫く彼の部屋で過ごした
話している間に俺達はすごく仲良くなった
話も合うし楽しいしゲームなんかもして遊んだりした
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
少しモヤッとした感情が俺の気持ちをかき乱す
でもその後に普通にきりやんが話し出すものだからその感情もいつしか消えて忘れ去っていた
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
そして俺はそこまで思い出して
きんとき
俺はあの日、 密かに彼の真剣な目に
恋をしていた