私の名前を呼んでください。

僕、ミキト17歳 早神さん19歳 歳は上だけど、憧れの先輩と今日ついに付き合えることになった！！！

もちろん家族の外食より早神さんとのデートに決まってる！！

次の日

現在7時45分

8時50分

1時間以上待ったなんて恥ずかしくて言えません！！

早神さんの私服めっちゃ可愛い～～～！！ 白のワンピースをこんなに可愛く着こなせる人は早神さんだけだ！！

映画館チケット売り場前

よりによってホラー映画とは…

苦手だ…

しかし！！！！ これはチャンスだ！！！ 早神さん「キャー怖い…」 ミキトの手を握る この展開がまってるぞ！！！

あ、早く映画見たくて先走ってしまった！！

映画上映15分後

恥ずかしい……

映画終了後

もう観ない、もう無理、もう来ない。

都内某ファミレス内

待てミキト！！ オムライスなんて子供の食べ物を食べる気か！！！ また早神さんに可愛いと言われてしまう！！！ ここは男らしくステーキだろ！！！！

ピンポーン！

あなたは天使です。

こうして僕と早神さんは夜までいっぱい遊んだ。 そしてそろそろ帰る時。

チュ♡

あれ？なんで？

早神さん泣いてるんだ？

早神さん待って！！ 何故か僕はそれを聞きたくなかった…

今日がずっと続けば

このままずっと一緒に入れたら

これからもずっとデートをしたいのに

これから会えなくなるなんで

「最後に…私を名前で呼んでください。」

次の日

早神家葬儀場

早神さんへ 僕はこれからもずっと早神さんの彼氏です。 早神さんは「私の事は忘れてもっと素敵な人を探してください。」 と言うでしょう。 ですが僕が愛するのは最初で最後あなただけです。 1度しかできなかったデートの事はずっと忘れません。 あ！映画の時はすみませんでした汗 僕はずっと早神さんの彼氏です。 またいつか会った時は2回目のデートを楽しみにしてます。 ミキトより 愛する早神さんへ

大好きだよ

ミキ。

終わり！！