ジン
オンマ達は旅行に行って、 とうとうユンギとの 二人暮らしが始まった。
バチン、と電気をつける。
ジン
電気もついてなかったし、 きっとまだ学校にいるのだろう。
そう思って 室内へと足を進めると。
ジン
足元には、 真っ白な体にジャージ姿の…。
ジン
ジン
慌てて起こそうとするけど、 ユンギは うん…と声を出すだけ。
ジン
仕方なく、 ユンギをお姫様抱っこすることにする。
この服の様子だと、 おそらく部活が終わってそのままだ。
ジン
自分に言い聞かせて、 僕はユンギを抱き上げた。
ジン
体が空気で出来てるのではないか と疑うほど、
ユンギはとても軽い。
抱きかかえて体制を整えると、
ジン
ユンギは その真っ白な手のひらで、 僕の腕をぎゅっと掴んだ。
握りしめた手。 真っ白な横顔。
ジン
おもわず声に出してしまった。
愛おしさがこみ上げて、 キスをしそうになるけど。
ジン
すんでのところで理性を取り戻し、 僕は歩き出そうとした。
でも、そのとき。
「へぇ、俺ってかわいーんだ」
ジン
耳元に響いた心地よい低音ボイス。
腕の中を見れば ニヤリと笑うユンギが居る。
ジン
そう怒っても、
ユンギ
ヘラヘラしているユンギ。
そうだとも。 確かにユンギは可愛いけれども。
ジン
恥ずかしくなった僕は
ユンギをお風呂に 強制送還したのだった。
「「いただきます!」」
手を合わせて、 ふたりで食卓を囲む。
ユンギ
先程のことなんて なかったかのように
バクバクと僕の手料理を 食べすすめていくユンギ。
なんだよ、 僕はこんなに緊張してるのに。
そう考えていると、 ユンギが口を開いた。
ユンギ
ジン
うわ、これ絶対 怒られるやつだ。
さっき可愛いなんて言ったから…。
なんて身構えていると。
ユンギ
ジン
まさかのあずきなこ要求だった。
ジン
ジン
ジン
そう口では言いながらも 微かにほっとしている自分がいた。
・・・
と、思ってたのに。
ユンギ
ジン
しっかり覚えてたよ、 ユンギの奴め。
ジン
ユンギ
ジン
あーほら、 こうやって僕はまた奢っちゃうんだよ
なんでかって?
それはね…。
ジン
ユンギ
あれ、 聞こえてた?
ユンギ
耳を真っ赤に染めてるユンギ。 それすらもかわいい。
…なんてね。
to be continued..
Next⇒♡500
投稿遅くなってすみません汗! 詳しくは私のプロフィールに 飛んでください…。
コメント
3件
続きを恵んでください…_(´ཫ`* _)⌒)_
続き楽しみにしています😊
うわあああああああ!!! 神ってますね、、、、、流石です、、、、、お久しぶりですっ!!やはり、、SINはSIN臓に悪いです、、、