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相葉

・・・リーダーたち、遅いね・・・・

・・・大丈夫かな・・・迷ったりしてないかな・・・

心配する二人。

松潤

・・大丈夫でしょ。莉子ちゃんいるし・・・

ニノ

・・そうそう。いざとなったらね

と、なぜだか心配してない?二人(笑)

そして・・・本人たちは・・・

大野

・・・(;´Д`)ハァハァ

莉子

・・(;´Д`)ハァハァ。もう、智ってば・・・いきなり走らせるなんて・・・

大野

だって、あぁでもしなきゃ記事にされてしまうよ?

莉子

・・・そうだけどさ・・・・

大野

俺と付き合ってる・・なんて記事になるなんてそんなの嫌でしょ?

莉子

えっ・・・・

大野

俺、知ってるから。莉子が岡田(君)に告白されていたって

莉子

・・・それは・・・

嘘なんだけど・・・・

大野

好きなんでしょう?彼のこと・・・

莉子

だから、わたしは・・・・

相葉

あ~!二人ともやっと帰ってきた。見つけたぞ!

松潤

遅かったじゃん。息切らしてなんかあったの?

莉子

(また・・・邪魔された)

大野

いや、記者に追われそうになっちゃったから、全力で逃げてきた(笑)

ニノ

あらら。見つかっちゃったんだ。しかも二人でいるの

大野

莉子が、莉那ちゃんと間違われちゃって・・・

莉子

・・・・・

莉那

・・・莉子?

なぜか黙っている莉子。

ニノ

えっ・・・まさか、宣言したとか?

大野

いや?してないしてない。する前に、逃げてきたし(笑)

ニノ

そうなんだ(笑)で?目的の花火は買えたの?

大野

うん、買えたよ!ほら!こんなに

と、見せるリーダー。

松潤

よっしゃ!早速やろうぜ!

花火大会が始まった。

・・・なのに、俺の心は、晴れない・・・。

莉子の方を見た。

莉子

わたしは・・・・

記者が来る前のあのときと、ついさっき、彼女が何を言おうとしたのか2回も邪魔されたから・・・。

気になってしまっていた。

そして莉子も・・・

莉子

・・・・・・

一人、花火をやっているところへ松潤がやって来て・・・

松潤

楽しんでる?

莉子

潤くん・・・。うん、もちろんだよ

と、笑顔を見せるが・・・なんだか元気がない。

松潤

莉子ちゃん、告白はできたの?暗い顔してる・・・。チャンスあげたんだけど・・・

莉子

うん、そうだよね・・。せっかくみんながくれたチャンスだったんだけど・・。しようと思ったんだよ?なのに邪魔されちゃって・・・・

松潤

前途多難ってやつかな・・・・

莉子

きっと、わたしと智は結ばれない方がいいんだよ・・・

松潤

なんでそう思う?

莉子

・・・だって・・・。彼は私のことが好きじゃないのよ、きっと・・・

松潤

・・・・・

ダメだ。

この二人、すれ違ってる。

莉子

自信なくなってきちゃった・・・。今日こそ伝えるつもりでいたのに・・・。みんなに背中押してもらって勇気でたのに・・・・

わたしは、不覚にも、潤くんの前で泣いてしまっていた・・・。気を許しちゃったみたいだ。

松潤

莉子ちゃん?大丈夫?

莉子

・・・なんでだろう・・・涙が止まらない・・・・

大野

・・・・莉子・・・・

泣いている莉子を、見てしまった。

ニノ

莉子ちゃん泣いてる・・・・

相葉

・・・・・・

・・・・・・

松潤

莉子ちゃん、泣かないで?

ニノ

あっ・・・・

松潤は、莉子のことを抱き締めた。

泣いているから?

うわぁ!マジで?

と、思わず言ってしまう翔君。

ニノ

潤くん・・・・

松潤

泣くなよ・・・・

大野

・・・・・

見ていたくなくて、そっぽを向く俺・・。

やっぱり俺じゃ、役に立たないんだ・・・・。

友加里

・・・・・・

莉那

なに?どうしたの?

なんだか様子がおかしい・・・。

なんかわからないけど腹が立ってきた。

俺は一人その場を離れた。

そして・・

ザァー

心を示すかのように、雨が降ってきた!

ニノ

うわ!また、あめ?

相葉

みんな!建物の中に入ろう!

ザァー

莉那

さっきまでいい天気だったのに・・・・

松潤

莉子ちゃん、大丈夫?

と、ハンカチを差し出す松潤。

さすがだな。

莉子

ありがとう、聞いてくれて。泣いたらスッキリしたよ

松潤

そう、それは良かった

ニノ

みんなもう、寝ようよ。ちゃんとシャワー浴びて、風邪引かないようにね

相葉

うん、そうしよう!

さつき、これなくなったって・・・

翔ちゃんは、友加里さんにはなしていた。

友加里

そうですか。残念ですね

相葉

みんな!おやすみ!また、明日!

松潤

なんだよ、そのテンション。日付け変わっちゃってるけど?

あはは。相葉ちゃんらしいね

ニノ

あれ?リーダーは?

相葉

あれ?ほんとだ・・・いない。いつの間に・・・

松潤

ったく・・・。黙っていなくなるんだから・・・・

そして、それぞれの部屋・・・。

莉那

ねぇ、莉子・・・寝ないの?それとも、眠れないの?

まだ、明かりがついている。

莉子

ごめん・・・起こした?今日、撮った写真を、今日のうちに整理しておきたいから

莉那

・・・莉子は、わたしと違ってマメだよね~そういうところ

莉子

えっ?そう?

莉那

一人一人の表情とかよく見てるし・・・

莉子

それって、褒めてくれていますか?

莉那

もちろん。莉子が持っていて、私にないところだもん

莉子

莉那だってそういう写真たくさん撮ってるじゃん。

莉那

・・・・。私と莉子・・・何が違うんだろう・・・。同じ写真撮ってるのに違うだなんて・・・

莉子

莉那は、自分の気持ちに正直でうらやましい。
例えばニノ君との仲とか・・・(笑)

莉那

ふふっ、何それ・・・。莉子はなんで大ちゃんなの?わたし、よくわからないんだけど・・・・。知らなかったし・・・

莉子

・・・ほら、莉那に先越されて、写真集作ったじゃん?わたし、悔しくて泣いちゃっていたとき、智に見られちゃって・・・・

莉那

なにそれ・・・。それも初耳

莉子

だって、初めて話すもん

莉那

・・・・・・

莉子

あいつ・・・。智はね、こう言ってくれたんだ。わたし、やめようかなって言っちゃって・・・。だけど、智は・・・《莉子さんは莉子さんの写真を撮ればいいって・・俺は、莉子さんの写真の方が好きだ》って

莉那

へぇー・・・・

莉子

あいつなりの慰めだったんだろうけど・・・。でも、わたしそれが嬉しかった。お世辞じゃなくて素直にそう言ってくれたのあいつだけだったから・・・それから、いろんな相談乗ってもらってるうちに・・・・って感じかな・・・

莉那

そっかぁ~。なんか悔しいなぁ~

莉子

え~?そう?でも、いまは、あいつの気持ちがわからないの。

莉那

あんなに仲がいいのに?

莉子

・・・どうしていいかわからないから・・・・・

そうやって夜が明けていった・・・。

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