⚠︎注意⚠︎
今から表示される注意書きは 全て読み、必ず守ってください。
「iris 」「nmmn 」
こちらの言葉が分からない場合は 控えていただいた方がいいです。
自己責任でお願いします。
苦手な場合はむやみに通報せず そっとブロックをお願いします。
体調不良などの表現があるので 苦手な方はお控えください。
気分を害してしまった場合は 申し訳ございません。
サムネ紹介 【🐤】
文字なしvar.
(うわぁイケメン)
こちらの絵は私が描いたものです。 無断転載、自作発言等は 絶対におやめください。
不思議に思った方、いますか?
🐇がサムネにいないなんて とっても珍しいですよね。
さぁ、どんな 物語なのでしょう。
今から始まる物語は、 少し長いです。
前編、中編、後編、最終編 と4話しかない代わりに 一つの物語の内容を とっても多くしています。
混乱した方はコメントで 遠慮せずお聞きください。 (私も混乱してる)
(ちなみに中編の方が 内容難しい)
『Nestorius』
《前編》
Can't you hear the door open?
〈1654タップ〉
それでは、行ってらっしゃい
…と、言おうとした ところなんですが、
この物語を読み進めてしまうと 「おかえりなさい」がありません。
さぁ、今度こそ、
未知の世界へ、 行ってらっしゃい。
──────────────── プロローグ ────────────────
~???~
一緒に扉を開こうよ
第一章 / 一話
──────────────── 噂 ────────────────
【昼休み】
~学校の教室~
高校二年生の冬頃になっても 自分には友達ができなかった
友達はこの学校に たったの5人だけ
その5人以外とはまともに 喋ったことすらなかった
喋るのが嫌いだから、 別に苦は感じなかった
コイツは幼馴染
まあ他のあと4人も 幼馴染という関係だ
たまたま家が近くだったり、 親が仲良かったりしてたから 昔からよく6人で遊んでいた
嘘は嫌いだ
昔からずっとそう
変な奴は嫌い
嘘つく奴は嫌い
話が通じない奴は嫌い
小さな休み時間
俺の変な幼馴染は、
腕を引き、扉を開け、
勢いよく走り出した
~3年生教室前~
連れて行かれたのは、 3年生の幼馴染の教室
人の目は嫌い
周りがチラチラ見てくる
目立っ、ちゃってる
悠佑、高校3年生
筋肉すごくて迫力えぐい
周りからはアニキって呼ばれてて、 そのあだ名の通り頼れる存在らしい
いふ、高校3年生
通称いふまろ
この前酒こっそり買って こっそり飲んでんの見た
ないこ、高校3年生
この学校の生徒会長
生徒会長が下ネタばっかり言って この学校の未来は大丈夫だろうか
うるさい、けど、
声を出すのは嫌いだし そんなことを言ったら 関係性が崩れてしまう
それだけは避けたい
1人になってしまうから
りうら、高校一年生
マジで金遣いが荒い
それ以外別に言うことない ただのクソうざいクソガキ
「グリム童話」
簡単に言えば、 ドイツの昔話集
なんも思いつかない
どうでもいい
屋上
グリム童話
扉
キーンコーン……
大きな音は嫌い
不快、極まりない
昔から、何故かそれが怖かった
なんていうか、夢の中のような 雰囲気とか、非現実世界とか、
こういうのをなんて言うのか 知らないけれど、ずっと怖い
昔から、怖いものが多かった
怖がりと言うか、
恐怖症のようなもの
ボソ、っとつぶやいた声は、 教師の声と共に溶けていった
そう、声
声、目、息、空、
歩くこと、走ること、
嫌い、怖い、知らない
第一章 / ニ話
──────────────── 拒絶反応 ────────────────
【放課後】
でも、きっとみんなは行く
あれは信じてる、 曇りなき目だった
どいつもこいつも、
みんな脳みそがおかしくて こっちまで狂いそうになる
それでもアイツらと長年 一緒にいれるのは、謎だ
最悪だ
めんどくさいのに 捕まっちゃった、
最悪ほんとに
誰が行くかよ
行きたくない
怖い
また、怖いものが 一つ増えただけだ
俺の勘が、言ってるんだ
これ以上増やすと、
これ以上、
増やすと、
俺
俺が
怖い
怖い
なんの励ましにもならない言葉
でも、
それが一番、心地よい
そんな気がした
~屋上~
強引に連れてこられて分かった
やっぱり今回の件で めちゃくちゃ学んだ
そうだ
忘れてなんかなかったけど、
コイツらは、
超絶頑固集団
俺は、極たまに思う、 周りに恵まれてないと
まず、あの噂はきっと嘘だ
そんなこと普通あり得ないし、 何よりたかが高校生の中での噂
しかもその世界とやらに繋がる 扉が、学校の屋上にあるなんて
でも、
なんか、
頭が痛い
ズキズキする
「ねぇ」
「開けてよ」
「ここから出してよ」
何……?
誰?
教えて
聞こえてるよ
あなたは誰?
知りたいことが たくさんあるの
だから、
ドサッ………
初兎ちゃんだけに聞こえてたかは まだなんとも言えはしないけど、
誰かと会話してた
これは憶測
でも、
可能性は捨てきれない
もしかしたら、
・・ そうかもしれない
だとしたら危険すぎる
まずいことになる
第一章 / 三話
──────────────── 覚えててね ────────────────
~???~
あ、
あの子だ
俺は、何をしてたんだっけ
確か学校から帰っていて
それで、
きっと、この子と 話したことがある
でもどこでとかは 何も覚えていない
昔から、怖いものが たくさんあったはず
でも、
今はずっと、
このままでいいかも
~保健室~
先生
先生
先生
ガラガラッ……
声?
あれ
ここ、
あれ?
何も、記憶にない
今の話に追いつけない
でも、
なんか、
そんなの、俺が知りたい
学校から帰っていて、
それで、
扉?
扉、か
俺は、その扉を開けようとしたら 苦しそうに倒れてしまったらしい
申し訳ないが、記憶がない
呪い?
もし今までの話が本当で、 記憶を消されたのならば、
一体、何の為だろうか
「呪い」
そんなの今まで信じてなかったが みんな、くだらないは嘘つかない
認めたくはないが、 辻褄は合ってしまう
その結果何もなかった、と
追いつけない脳みそで一生懸命 考えるが呪いが頭から離れない
騒がしさの嵐
まさにこの言葉が 世界一ぴったりだ
でもみんなは 嫌いじゃない
なんというか、
心地よかった
そして母が迎えにきてくれて、 そのまま何事もなく家に帰った
みんな無事に家へまっすぐ帰れた みたいで、本当に何事もなかった
今日は疲れたから、早く寝よう
そう、思っていたのに、
やっぱり「呪い」という可能性が 頭にへばりついて離れなくなった
もし、扉の前に行き 開けようとした瞬間 倒れてしまったなら
記憶がなくなってしまったなら
一体、なんのためだろう
でも、
一つ残っている 記憶が、あった
「あの子」
「あの子」っていう情報だけが 俺の記憶に一つだけ残っていた
「あの子」が誰なのか、何なのか 見たことも話したこともなかった
でもその情報だけが やっぱり残っていた
体の魂が抜けていくような、
体温が抜けていくような、
頭が、体が、溶けていくような、
変な浮遊感に包まれながら、
誰なのかモヤモヤしたまま、 俺は死ぬように眠りについた
~???~
変な状態で眠りに ついたというのに
今日、変なことが あったというのに
「あの子」が、いた
何か、変なことを言っている
しかもここは 妙に懐かしい
知らない場所なのに、
来たことないはずなのに
話しかけようとした、
けど、
何故か、やめたくなった
【朝】
~🐇の部屋~
不思議
とっても、不思議
あそこは何処だったのだろう
落ち着く場所だった
ずっとあそこにいたい
ずっと、変だと思ってた
「あの子」
でも、
怖く、
なかった
第二章 / 一話
──────────────── 取り引き ────────────────
【昨日の放課後】
~帰り道~
一人欠けている帰り道
その景色はいつも通りだが、 どこか怖く、寂しい気がした
いつもの分かれ道で 4人と2人で別れる
俺とりうらで2人、 その他で4人の割合
今日は、3人だけど
いつも通りの景色、
いつもはない沈黙、
いつも通りの俺と、
いつもはいないお前
ずっと、疑問に思ってた
コイツの行動
どう考えたっておかしい
絶対に何か隠してる
幼馴染を舐めるな
ずっとモヤモヤ悩むくらいなら 俺ははっきり聞くことを選んだ
もしりうらが何か隠しているの ならば、吐き出す可能性は低い
でも、
聞くだけで、少しは スッキリするものだ
そう、
そっか
お前はそうやって、嘘を ついてきた人間なんだね
違うよ、りうら
俺が言ってることは そうじゃないんだよ
あの時、スラスラと言葉が 出てくるところら辺から、
俺はずっと疑ってた
なんでこんなに詳しく 知っているんだ、って
焦ってる、ビンゴか
だとしたら、
コイツはなんなんだ?
もしかしたら、
少し、厄介なことに なるんじゃ────
コイツ、
何を言って────
その夜、ずっと考えてた
離れない、アイツの言葉を 頭に並べたまま考えていた
「さぁ、ないちゃん」
どうするか、
悩んだ
ずっと、ずっと考えた
「取り引き、しよ?」
1番の問題は、お金ではない
もちろん、この友情を 壊したくなかったり、
一番ではないと言っただけで お金にも限界があったから、
デメリットの方が多い
でも、それ以上に、
その事実を知ってしまった時、
俺は俺でいられるだろうか
その事実を知ってしまった時、
何かが、
壊れる音がしそうで
怖いから、
だから、
でも…………
【土曜日 午後4時】
~待ち合わせ場所~
「もしその気になったら いつものとこに集合ね」
その気になったらここに 来てって言ったものの、
あの人がノコノコ 来るとは思えない
昔からずっとそうだった
察知能力と、警戒心が めちゃくちゃ強い人だ
だからアイツが絶対に 乗らない条件を出した
「二万」
この存在はでかいだろう
元々忙しい人間だ
バイトはやってるらしいが せいぜい週2くらいだろう
大したお金なんて、 そう待ってないはず
ダメだ、
やっぱり考えれば考えるほど、 「ないこ」の存在が邪魔すぎる
面倒なことになった
もし来たら?
二万渡されたら?
もし守れなかったら 俺は多分─────
コイツ、バカだな
【同時刻】
午後3時に待ち合わせをし 軽食を食べ、ぶらぶらする
それが今日の予定
でも、本当の目的は これじゃなくって、
「話がしたい」
そう告げた
コイツだけを呼び出した
申し訳ないが他の人達には、 なんとなく話せない気がした
「あの子」っていう存在だけ 何故か覚えているということ
今日夢で見たこと
全部話し、このモヤモヤを すっきりさせようと思った
「いつものところ」
よくみんなが使用してる場所で、 景色もよく雰囲気も落ち着く場所
待ち合わせに使ったりしている
まさかとは思った
来た時から不思議だった
手にぶら下がる小さい トランクケースの存在
でも
狂ってる
コイツ、おかしい
そうだけど、違うだろ
この量はおかしい
この量は……
一体何が、
何が、コイツの心を そこまで動かすんだ
ダメだ、秘密は守れ
秘密は、
絶対に……
絶対?
せめてもの抵抗で、
2人の秘密ということになった
包み隠さず全部教える
だが、誰にも言うな
こんな取り引きで、 よかったのだろうか
これは、
教えるか迷った
でも、
秘密をバラすような人ではない
そう、心でわかっている
もう大丈夫
「あれ」は 乗り越えた
無意識領域は、本来は 自分では確認できない
でも、その扉はそれを 可能にする不思議な扉
普通の人から見たら、
こんな話をしてるりうらは とんでもない程の馬鹿で、
その話を100万円出して 信じて聞いてる俺も馬鹿
それだと、辻褄が合う
初兎ちゃんはきっと管理人と 関わってしまったということ
そして全ての記憶を無くした
こんな話をされたら、 誰もが気になるだろう
俺も、そこに行ってみたい
初兎ちゃんが見た世界を どうしようもなく見たい
気まぐれ?
あり得ない
こんなに難しそうな内容なのに まさかの行く方法は気まぐれ?
なんか、悔しくなってきた
でも選ばれる条件は 絶対に何かあるはず
りうらは意外にも 警戒心は弱かった
あんなに情報開示に ビビっていたのに、
隠そうとしてないのか?
第二章 / 二話
──────────────── 親友 ────────────────
いつものところに行き、 ゆっくり話そうと思った
でも、先客がいた
やがてそれが友達だとわかると、 僕達は足を早めその場へ向かった
が、
何かを隠すような微笑みに 何かクるものがあったのか
初兎ちゃんは、少し怒った
なぜかあの件があってから 初兎ちゃんが、丸くなった
あの件があってから今日 初めて会ったけど確実に ほわほわ?と、している
せっかく、
貴方の背中は、
痛い程、美しく虚しく、
淋しかった
僕は、きっと逃げている
今、初兎ちゃんを 早く追いかけたい
でも、
でも、
でも…!
逃げている自分が、 心にいるのが悔しい
自分だって、 向き合いたい
きっと、トランクケースの 中身は普通の荷物じゃない
この場から逃げ出したい
でも、怖くてできない
ないちゃん、
その優しさが、
人を苦しめること だってあるんだよ
~公園~
君を救う言葉なんて 考えられたわけない
考えたくない
僕が、悪いから
いや、
僕以外に、悪い ヤツはいないか
思い当たる節なんて いくらでも出てくる
ずっと、ごめん
僕が力になれなかった
僕が無理をさせた
僕が君を辛くさせた
なんて言っても、
君は許してくれないよね
だって、
そういう人だもん
そんなの、
そんなの耐えられない…
いや、違う
違うでしょ……
違うよ、違う
僕が言いたいことは そうじゃないんだよ
ああ、そうだよ
確かにお前はウザい
声も顔も行動もうるさいし、 なんかずっとやかましいし、
お前のせいで傷ついたのは 少なからず、あったんだよ
でもさ、
一生懸命に頑張るお前も、
たくさん無理するお前も、
優しすぎるお前も、
笑えなくてごめんな
爆笑してやれなくてごめんな
態度悪くてごめんな
涙で、笑顔で、 ぐちゃぐちゃだ
でも、
今の俺たちには良かった
俺は今日、失ったものも 新たに得たものもあった
「呪われてる」
嗚呼、貴方はそう言うんだね
「ごめんね」
嗚呼、貴方はこう言うんだね
この世にはきっと信じられるものと 信じられないもので別れているんだ
きっとではなく、 本当に別れている
そんなの誰しもが知ってて うんざりだよな、って感じ
でも、今日改めて知った
人間なんてみんな同じ?
確かに、そうだね
みんな目が二つ口が一つ、 呼吸をしていて心臓が動き 食道を通り胃にご飯が行く
じゃあ命は平等?
もし知らない小汚いおじさんと 貴方の大切な人がいるとして、
どちらを助ける?
俺はもちろん、大切な人
逆にそれ以外の選択肢を する人間がいるだろうか
ね、こういうこと
ちょっとわかりにくいかな
つまりね、
平等なんてものこの世に 絶対に存在しないんだよ
でも、絶対なんてものもない
薄く低い階段を登るように、
信じれるものも、絶対も、 平等も平和も和解も世界も
きっと、全部、
儚く美しく、残酷で壊れやすい
繊細なものなんだ
全てを聞いた
あの子、情報、記憶、夢、
それを話す君の顔は、
ありえない程、暖かかった
その存在が、僕じゃ ないのは悔しいが、
君が幸せなら僕は 呪われたっていい
ただ、力になりたい
君の夢は僕の夢
望みを叶えてあげたい
二人で見上げる夕日
夜ご飯はコンビニで 何買うかなんて会話
暖かい笑顔
僕は、
死ぬなら、本気で 今がいいと思った
第二章 / 三話
──────────────── 喜怒哀楽神話 ────────────────
嘘だ、
アイツは、そんな 人間じゃないはず
いつもバカで能天気で 何も考えてないヤツだ
やっぱり、馬鹿だ
もう、100万を 差し出している
コイツは後にも引けない
大丈夫、
主導権はこちらにある
俺は、お前を利用する
お前が、アイツを助けたいのは さっきの反応を見てわかったよ
バレバレ
でも、
100万はやはり大きい
この事実が邪魔だ
嘘を教えるわけにもいかない
でも、全てを教えるのは 気がきでならないから、
せめてもの抵抗で、 俺はお前を利用する
たとえ学級委員長でも 察しがいい人間でも、
めんどくさい頑固者で 友人関係が広くても、
全て利用してやる
知ってるよ
そういう人間だ、って
100万も出したのに、馬鹿
どこまでも馬鹿だ
昔々あるところに、
今のこの世界を、とっても、 とーっても嫌う神がいました
神
神
神
喜怒哀楽
全てを無くしてしまい 彼には退屈だ、という 感情だけが残りました
神
神
神
神の力は凄まじく、
この世の何より チートでして、
神
世界を終わらそうと思えば いつでも終わらせられて、
また新たに作ろうと思えば いとも簡単に作れてしまう
そんな、何よりもほしい 力を持つような神でした
でも、
神
神
神
神
この神は思いました
この力をもっと優しい者が 待ったら世界はより良く、
勇気あるものが待ったら たくさんの正義と共に、
楽しい者が待ったら 明るく楽しくなった
神は、この力を恨みました
神
神
そして、神は思いつきました
そう、
弟子
弟子
神
神
神
弟子に継がせる ことにしました
弟子
神
当時、神は弟子を子のように 優しく厳しく育てていました
ですが、一つ問題がありました
弟子
弟子
神
神
そう、
力を渡したらその 力を渡した神は、
死んでしまうのです
弟子
神
神
弟子
神
神
弟子
神
ただただこの子の 幸せを願いました
神
弟子
弟子
弟子
神
神
弟子
けれども、もちろん 弟子は駄々をこねる
それはそうだ
だって、
弟子
神
弟子は、
神の背中を見て 育ってきたから
弟子
弟子
弟子
神
神
気まぐれとか言ってるけど、 きっと悩んだ結果なのだろう
神の決意は揺らぎました
弟子
神
その瞬間、
神は、死にました
信じられない話だ
でも、事実だった
少し昔、この話を友達に してしまったことがある
だが、
結果的に虐められた
まあ無理もない
こんな話、頑張っても 信じられないもんなぁ
でも、
瞳らずっと、燃え上がる 炎を見つめるかのような
コイツの意志は、 なぜか揺るがない
なんでそんなに必死なの?
なんでそんなに信じれるの?
なんで一つも疑わないの?
100万円まで出して、
友達を切り捨てて、
疑って、抗って、落ち込んで、
でも、諦めなくて
コイツ………
馬鹿だとは思ってた
面倒だとは思ってた
でも、ここまでとは…
もう救いようないか
だけど、
利用するって決めた
絶対に、だ
もちろん間に合わない なんて嘘に決まってる
利用しろ、裏をかけ
仲間だと思わせろ
嗚呼、何年ぶりだろう
ようやく
ようやくだ
待ってて、お父様
《前編》
Can't you hear the door open? ~扉を開く音が聞こえませんか?~
end
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──────────────── { memo } ────────────────
【扉】 無意識領域に繋がる特別な扉。 ここだけの話、扉はこの世界に 二つしかないとかなんとか。 どこの扉を開こうか?
【鍵】 どの鍵でも開けるのは可能。 でも、盗むのはダメだよ。
【無意識領域】 無意識の領域。 意識の奥底にある深い深い層。 人間の感情を大きく動かす。 自分の無意識領域へ行ってみたいな。
【管理人】 無意識領域にいる管理人。 "コレ"と関わったら、 ここに来たまでの経緯なども 全ての記憶を無くしてしまう。 関わらないようにしよう。
【呪い】 ???
【神様】 神様は1人ひとつ世界を待っている。 だが世界に同じ力や他の神が あってはいけない。 もしも持ってしまったらその時は 世界が壊れる時なんだって。
【喜怒哀楽の神様たち】 喜怒哀楽を擬人化させたような神。 実際にこの神様たちが この世界を創り、廻している。 いつか会ってみたいな。
【喜神様】 四次元空間の世界を 創り出した張本人。 空間と時間が混合する不思議な世界。 繋がる扉はこの世界にないらしい。 残念だなぁ。
【怒神様】 地獄の世界を 創り出した張本人。 どこの世界にいても死んだ者は 必ずこの世界に来るんだって。 天国はないのかな?
【元哀神様】 この世界に飽き飽きしていた神。 子のように思っていた弟子に このチートの力を継がせる。 「哀」にも「愛」にも恵まれてるね。
【裏神様(現在哀神様)】 哀神様の力の継承者。 そして無意識領域という概念がある 世界を創った張本人。 つまり裏神様は管理人?
【楽神様】 楽園を創り出した張本人。 誰も、どこにあるかとか 何があるかとかがわからない。 ただ、みんな行きたい「楽園」 という情報だけ知ってる。 行ってみたいな。
【タイムリミット】 存在しない記憶。 さぁ、彼の嘘を見破れるかな。 戦いはこれからだ。
《next》 ♡1000 💬10
Post date 2024.11.23
コメント
12件
時差&初コメです! 虚無様の作品ほんとに伏線回収とか、考察のしがいがあってほんと大好きです🥹 複雑な設定なのにスっと頭に入ってくるところほんと語彙力あって尊敬します😭 現実じゃないのに、ほんとに存在するような先入観がほんと最高すぎて😭 一つ一つの言葉に気を配ってストーリーを作ってる感じがしてとても好きです😭 投稿ありがとうございます🙇♀️
初コメ失礼します🙇🏻♀️´- ずっと前から虚無様の投稿を 見させてもらっていて とても意味の深い素敵な 作品だと思いました。 今回の作品はどこか複雑で、 でも考えさせられる感じが してとても凄かったです。 🐤さんの発言で何ヶ所か 気になる場面があったり、🐰さんの発言の仕方にも特徴があり、しっかり考えて書いているんだなぁと思いながら今回の作品を見させてもらいました。虚無さんの作品とっても大好きです。