紅井雫
紅井雫
何を言おうが思をうが。
最近は毎日死にたいと思うようになっていた。
ホントの話かどうかは考えない方がいいだろう。
俺は既に壊れていた。
もちろん、まだ戻れる、引き返そう。
そう思ったこともあった。
実践もした。
結界ズタボロ。
その時思った。
自分は誰の役にも立たない。
何をやってもいい結果は出ない。
死ぬべきクズ人間だということに。
その時本当に自覚した。
死にたい死にたい死にたい死にたい
殺されたい。
死にたい、でも助けて欲しい、と。
死んだ方がみんなにとってもいいはずなのに助けて欲しいとはバカバカしい。
助けてくれる人もいないのにな。
紅井雫
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紅井雫
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ちなみに俺が家族や友達にどうでもいいことを飽きずに話している理由。
死にたいという考えを周りに教えさせないため。
病んでるやつだと思わせないため。
そんなことがバレでもしたら大事になる。
それが嫌だった。
紅井雫
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俺はどんな相手でも、目の前では優しく接している。
掃除代わったり、ペアを変えてあげたり、みんなの行きたい場所に行かせてあげたり。
つねられたり、蹴られたり、殴られたりしても。
暗い顔は一切出さずに今までへらへらして、優しく接して。
どんな時でも自分は大丈夫だと思わせた。
簡単な愚痴程度なら親に話せた。
でもちょっとした事でもすぐ大事になるからいつの間にかどんなトラブルが起きても話さなくなったけど。
紅井雫
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さて、俺はこれからどうすればいいだろう。
ぶっちゃけ死ぬなら入試結果が出てからだ。
合格ならまだもうちょっと頑張る。
不合格なら死ぬ。
ちょうどいい理由だ。
まぁ理由なんて一生言わないけど。
紅井雫
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ビルから落ちてもちょっとの間は意識がある。
だから痛いんだろう。
まぁ痛いのなんてどうでもいいか。
紅井雫
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コメント
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これはとある物語の【雫視点番外編】です。