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花子くん(1話〜78話)

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花子くん(1話〜78話)

第72話 - 宿泊学習(後編)

78

2022年06月07日

#花子くん#小説#夢

柚木かほ🌙👻(元かほりん)

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78

柚木かほ🌙👻(元かほりん)

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寧々

むっむぐぐ・・！！
(さっきの怪異は
茜くんがやっつけて
くれたけど・・
どんどん増えてくる！
別の怪異まで出てくる
し・・)！？
(なんだろこの手・・
触られてるとどんどん
力が抜けてくる茜くん
も・・どうしよう
花子くん・・！
かほちゃん・・！)

？？そいつらをよこせにんげんくわせろくわせろクわセロ！

凛花

・・(しゅっ！スタッ)
六番〜何してるの〜

六番あ！その姿・・まさかあなた様は0番様

凛花

ご名答！
2人を離してください
(しゅっ)
(魔法の杖を出した)

六番はい・・寧々、茜くん (バタッ) 6番ちょっとだけ待ってくれますか0番様

凛花

・・ちょっとだけだよ

六番はい(くるっ)(？？の方を向いた) はあ・・誰も彼も盂蘭盆やからってはしゃぎすぎやわここが誰の領分や思てるん(すっ)

？？あなた様はもしや・・お・・おゆるしをどうか・・ 6番様の獲物だとは知ら・・ず 6番 (ぐしゃ)

寧々

(けほ)
え・・

？？あ・・どうかどうかおじひを 6番 (ヒュ) ？？ 6番さギャアア

寧々

ひっ
(今 6番様って・・
じゃあまさかこの人
がー七不思議6番！？
もしかして助けて
くれた・・？
仲間割れ・・？
とにかく今のうちに
逃げないと)

六番そんで・・？えらい美味そうやねぇきみら(くる) 学生さんは仰山おるようやし・・ここでぼくがひとりふたり喰うてしまってもきっと気付かれへんやろなぁ

寧々

いやぁーっ！！

凛花

6番〜私がいるの
忘れてる〜？

六番あ！すみません💦 ！この気配は・・

葵

(たたた・・)
寧々ちゃ〜ん！
あれ？かほちゃんは？

寧々

えっ葵！？

葵

遅いから何かあったの
かと思って・・
どうかした？
茜くん・・？

寧々

待って葵
来ちゃダメ・・！

六番まさか・・きみはあの時の・・ならもしかするときみさえいればー

茜くん

その子に・・触るな
クソ怪異！！
(時計を出した)
(ごおっガチン)
アオちゃんちょっと
だけ待っててねすぐ
に片付けるから

凛花

・・・(かほは動ける)
(魔法でバリアしてる
何かあったら困るから)
(｡_｡`)ｺｸ

六番！？な・・っ(がっ)

寧々

あれ？
今何が・・
あ・・茜くん！
凛花ちゃん！
(凛花と茜くんが
6番の目の前にいる)

六番今のは・・時間停止？きみは一体・・

茜くん(七不思議の時)

0番様は姿で
分かるんですか？
僕は・・ただの学生！
・・兼七不思議が1番目
時計守の末席(がっ)
アオちゃんに手を出す奴
は僕が許さない
特に怪異はね分かったら
さっさと消えー

葵

あの・・
茜くん？
かほちゃん？

茜くん(七不思議の時)

え！？
アオちゃ・・なんで！？
この姿の時は見えないは
ずじゃ・・

凛花

そうだったはずだけど・・

葵

？
茜くん、かほちゃん
その格好・・

茜くん(七不思議の時)

こっこここ
これは何て言うか

凛花

！ちょっと行ってくるね〜
1番〜後よろしく〜

茜くん(七不思議の時)

え？あ〜はい‼️
(ガッ)(ダァン！)
(6番にやられた)

葵

キャアア

寧々

茜くん！！

六番今の学園はおかしいからね元の通りに収めるにはこの子が必要なんや

葵

あ・・茜くん
寧々ちゃ・・

寧々

葵っ

茜くん(七不思議の時)

・・・その手を
放せ！この・・ッ

六番ボユラ・・ザァ・・堪忍してね

寧々

ゲホゲホ
葵・・
ど・・
どうしよう
葵が・・

茜くん(七不思議の時)

(ガン)(壁に穴が空いた)

寧々

(びく)茜くん・・

茜くん(七不思議の時)

っクソ！
なんのつもりだよ
あの怪異・・ッ

過去

我ら七不思議
神の名代を務め
此岸と彼岸の境
を護るべしー
その約定にも
関わらず・・
此度の夜は次々
怪異が境を越え
てくる
難儀なことに
なっとりますのう
7番様、0番様
七不思議1番として
これまで静観しとっ
たが・・
こうも次々依代を
壊してしまうとは
(カッ)
二番、五番、四番と
・・いやはや
あれがどういった
役割か知らんわけ
ではなかろうに

ヤコ

(ガタッ)そーよ
そーよ！
アンタ達に席番
取られて以来
わけわかんない
のがウジャウジャ
湧いて迷惑なのよ！

土籠

ハア・・
お前は自業自得
だろうが

ヤコ

キーッッ

ミライ

じごうじとく
にばんあたま
わる〜い
くすくす

シジマさん

ワタシはもう
戦力に含めな
いでくださいねぇ
しがない絵ですので〜

ミツバ

ぼ・・僕って
ここにいて
いいのかな・・
確かに三番だけど
・・

過去

これお前達静かに
(コンコン)
盂蘭盆が近いとい
うに七不思議の半
数近くが空席とも
なれば・・
怪異共が学内に溢る
るもまた必然よの

ミツバ

あの・・うらぼん
ってなに？((コソッ

土籠

聞いたことねェか？
旧暦7月15日ー
今だと8月か9月頃・・
いわゆるお盆って
やつだ
あの世とこの世の境目が
最も曖昧になる期間の
ことだよ

過去

さて七番様、零番様
我らが首魁よどうさ
れるおつもりで？

凛花

どう・・ね〜
(たん)(とっ)

花子くん

1番は心配性だなァ(たん)
(とっ)依代を破壊する
意味くらいちゃんと知
ってるよ七番としての
責務なら果たしてる零
番もねそれでいいだろ？
ちょっと学内に怪異が
蔓延るくらいカミサマ
だって許してくれるさ

凛花

それに〜(しゅっ)
盂蘭盆の対処なら
六番がいるん
でしょ！

過去

そうじゃの〜
六番か・・ウーム
あやつはちと極端
なとこがあるからのう
事態を収めるためと
あらば何を仕出かす
ことやらー

凛花

七番！ちょっと
寧々ちゃんの
様子見てくるね！
面白そうだし！

花子くん

まあいいけど〜

凛花

やった！
じゃあ行って
きま〜す！
何かあったら
連絡するから！

花子くん

OK！

凛花

あの〜ちょっと
いいですか？

過去

なんじゃ？

凛花

用事を思い出した
のでー

過去

ふむ( ˙꒳˙ )
良いぞ！
色々とあるん
じゃろ！

凛花

じゃあまた〜！

その頃葵ちゃんは・・

葵

う・・ここ・・
どこ？
私・・どうして
こんな所に・・

六番目ぇ覚めた？

葵

はっ！
あなたさっきの・・！

六番うん？その口ぶりやっぱりきみ・・ぼくら怪異が見えるようになってるみたいやね(ずあ)

葵

キャ(ばっ)
こ・・来ないで！

六番 (ぽん)

葵

・・お花？

六番きらい？

葵

・・(じわ)(ボロっ)
！

六番あ・・ごめんぼくあんまり生きてるもんに触ってられんからえらい怖がらせてしまったみたいやねそやけど仕方なかったんや生死の境を正すにはきみが・・カンナギ様の血が必要やから

葵

わたし・・？

六番そうきみにはここでーぼくらの生贄になってもらいます