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太宰side
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車椅子を借りてくるから待っていて、、、
と、病室に中也を置いて部屋を後にする。
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私を追いかけ回して蹴飛ばす、力強い彼は見れない、
任務に励んで輝く中也はきっと二度と見れない、 苦しい
彼は、唯ひたすら、私の家の中で孤独に過ごして、
私の家と本部を行き来するだけの生活を送る。
きっと、、私に心配させない為に強がるんだろう。
中也は、
中也の心は、私のせいで死んでしまう。
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重い足取りで看護師を探す。
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普段の声、普段のテンションが取り戻せない。
女性を口説いたあの言葉は、どうしても出てこない、
看護師
看護師
案内をしてくれるそう、
小さな後ろ姿を追いかける。
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看護師
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看護師
看護師
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看護師
看護師
看護師
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看護師
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ニコりと笑顔を作る そして、
車椅子を押して中也の所へ向かう。
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中也はぼうっと、どこか一点を見つめていた。
何を考えているのか、当てられない、儚くて、読めない顔で。
看護師
看護師
看護師
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看護師
看護師は私を見るなりハッとしたような顔をした
戦地に等しい場所で激しい戦闘が繰り広げられるポートマフィア。
マフィアの部下も、皆等しく人間。
死傷者が絶えない。 故に常に立て込んだ医務室は誰が誰のツレなのかもはっきりしない。
だから、中原のツレが私である、 私の連れが中原であることに驚いていた。
看護師
看護師
触れない様に。 言及しないように。
察したのか、看護師は一言残して部屋を後にした。
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酔わないように、ゆっくり、優しく車椅子を押す。
これ以上、彼を困らせないように。
でも、沈黙が続くのはどこかムズ痒い。
中也と言えば、威勢の良さだから。
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と。
試すような事を言う。
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でも、中也らしい返答が来る。
安心出来た。 でも、無理してるんだろう。 また、何処か一点を見つめて、一言も話さなくなったから。
次に話すのは家に着いてからだった。
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肩を貸しながらゆっくりリビングのソファに腰を下ろさせる
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心配で、また着いて回ろうとしてしまった。
邪魔になるよね、 ごめんね。中也。
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はーと、こめんと、ふぉろー、 待ってます! NEXT ⇨🫶🏻︎ 1000↑
コメント
12件
初コメ&フォロー失礼します…! 今、一気見してきたものです ほんとに最高でした💕 この、微妙なムズムズする関係がほんとに大好きです! これからも応援してます!
初コメ&ふぉろー失礼します🙇 どんどん歪んでいく2人がとってもすきです…💕💕