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太宰side
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1人になったこのリビングは、何故か無駄に広く、寂しく冷えた雰囲気を纏っていた。
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相棒の仕事をしようとパソコンを立ち上げる。
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目元に血をつけたあの現場を思い出す。
目を閉じて、ただ目尻に血の混じった涙を溜めて座り込んだ相棒の姿を
鮮明に。
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作業を進めながらふと思う。
息子のように、我が子のように愛した中也が、もう、、姐さんの顔を見れないと知ったら、
苦しみ悶えていると知ったら、、
盲目になった理由が私だと判ったら、
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呑気に流そうと思った、でも、 全て事実だ、
ただの想像なのに、胸が苦しくなる。、
確かに。私か死んでいればよかった。、
彼処で代わりになっていれば、
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Enterキーを押す頃にはいい時間になっていた。
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パタリとパソコンを閉じて台所へ向かう
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作るものを決めて、そそくさと料理を始める。
自分の為だと料理なんて殆ど手を抜いてきたので、なれない作業だけれど。
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不安だ、でも
矢張り、中也のためだからと気力が湧いてくる。
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昔は食べることさえ面倒で栄養剤やら何やらで済ませていた 今も整理はされたものの薬類は其処等中に転がっている。、
昔の名残。というもの____
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ぐらりと目が回る。
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目眩に気をつけてゆっくりと作業を進めていく
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我ながら上手く出来たと思う。
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ふと、食事を摂ってくれるか不安になったが、
彼も"人間"、 食べぬと言う選択肢はないだろう。
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作ったものをテーブルに並べていく
後は中也を呼ぶだけ
コンコン、と三度ドアをノックする
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小さくか細い声がノックに応える。
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何秒か間を開けて返事が来た
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と、
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ゆっくりと扉を開けると座り込んだ相棒が。
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立ち上がろうとする相棒をサッと抱き上げる
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中也をソファへ降ろして食器類を運んでくる
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うそをつく。 中也が安心出来るように。
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相変わらず冷たいなぁ、、
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全てをテーブルに置き終えて中也の隣に座る
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手を合わせる
でも、、、
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料理を箸先で一摘みして、中也の口許に運ぶ
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中也は舌打ちをひとつして此方に顔を向ける
然して小さく、あ、と声を上げて口を開けてくれた。
その空いた口の隙間に箸先に摘まれた料理を滑り込ませる。
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気が抜けた。
君が美味しいと言ってくれたから。
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この言い様は、バレた。 独り言の算心だったのに、
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あぁ、そうか、 と、納得するような顔を見せてそのまま黙り込む、
黙々と食事を続ける
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震えた唇を抑え込むようにか細く呟いた。
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🎩🍷
と、、
きっと、手伝って貰う方がありがたい
でも刃物や、箸、硝子、危ないものは沢山ある。
中也に負担なんてかけては行けない。
だから、
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冷たく返してしまった。
俯く中也に続ける
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傷ついたんだろう、
職場には行けず、家でもこんな冷たい返しをさせられて。
ごめん、中也。
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それじゃあ
こめんと、ふぉろー、はーと、 待ってます☺️ NEXT ♡ → 1000 ⤴︎
コメント
7件
え。泣いた。というか無理、、泣くんですけどーっ、、もう本当、、うん、、どっちの視点でもいい人すぎて、、やばい、、😭