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とーや
...あのな
とーや
まじのは知らないんだけど
とーや
実のところ
とーや
おれとまじのは
とーや
血が繋がってないんだ
森けん
...
森けん
え？
森けん
なんでまじのに言ってないの？
とーや
俺らが出会う前、まじのはな
とーや
...その
とーや
精神的に病んでたんだ
とーや
色々あって...
森けん
そうなんだ...
とーや
そこで、
とーや
森けんに頼みたいんだ
森けん
ん？
とーや
今でもまじのは
とーや
たまに昔のことを思い出して本当に辛そうにするんだ
とーや
だから、
とーや
記憶を消す薬を作って欲しいんだ
森けん
...
森けん
...
森けん
...
森けん
は？
森けん
いやいやいやいや
森けん
無理でしょ笑
森けん
確かに、そんな薬作れたらいいかもしれないけど
森けん
俺にはそんな技術ないし、
森けん
というかとーやが作ればいいじゃん
とーや
俺は他のことで忙しくて手が回らないんだ
とーや
道具や経済的な方は気にしないで
とーや
全て完璧に揃えてある
とーや
場所だってある
とーや
まじのを大事に思ってる森けんなら
とーや
出来ると思うんだ
森けん
ちょっと...
森けん
無理だと思う...
とーや
やってみれば案外できるから
とーや
ね？
森けん
ね？
森けん
じゃねーよ
森けん
第一...
ピンポーン
とーや
あっ
とーや
誰か来た
森けん
え
とーや
じゃあそういうことで、
とーや
いつでもおいでよ
とーや
案内するから
とーや
じゃあ今日はここら辺で
森けん
えっ
森けん
(ええ...)
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