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私は、人の顔や名前が覚えれない。 1時間経つと忘れちゃうの。
だから、毎日、“初めまして“なんだ。 こんな私だから友達もできないの。
親のことは忘れないよ。側にいるから。 そんなある日、貴方は声をかけてくれた。
私が、「直ぐに貴方を忘れちゃうから」 そう言っても、毎日、毎日、ずっと
自己紹介から始まって、側で笑って 話しかけてくれた。何回も
いつの間にか彼の声を覚えていれるほどに だから、彼に聞いたの。
「どうして私に声をかけてくれるの? しんどくないの?」って。
そしたら、彼は、笑顔でこう言ったの。 「俺、君に覚えてもらいたかったから。」
私が、どうして?って聞くと、 彼はまた笑顔で言ってくれたの。
「君の事が好きやから。 覚えてもらわな。君に告白できへんやろ」