bouquet.
bouquet.
bouquet.
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桃
青
ないふ
青
桃
桃
青
あれから練習は 順調に進み、 文化祭は3日後に控えていた
桃
青
桃
青
俺の話を聞いて にこにこと笑うまろ
朝練習中なので 太陽の白い光が まろの髪をきらきらと照らす
桃
青
…ちゅ
そんな綺麗なまろに 引き寄せられるように近づき 唇を覆う
青
桃
青
青
桃
青
何も言い返せず きゅ、と少し唇を噛む まろが可愛い
…お互いの想いが 通じ合ったあの日から もっとまろと話すようになって 色んなことを知った
まろは帰国子女であること、 歌を歌ってネットに あげる活動をしたことがあること
桃
桃
また
桃
青
桃
青
嬉しい時は 口角をきゅっと上げて へら、と笑うことや
もぐもぐ…
青
桃
青
桃
苦手な食べ物を前にすると 目をつむって 口を軽く開けること、
桃
青
青
桃
青
何かを頼む時は 眉をしゅん、と下げて 上目遣いで 申し訳なさそうにすること、
桃
青
桃
青
青
恥ずかしい時は 目を右下に逸らして ちろ、と舌を出して 歯を立てることなどが分かった
青
青
桃
桃
青
青
そう言いまろは 唇を突き出し目をつむる
1度甘い触れ合いをすると 必ず「もっかい」と言って 行為を続けたがるのも まろの可愛いところだった
桃
桃
青
桃
桃
どこか物足りなそうな顔をする まろを見て もう一度キスを落とす
青
桃
青
青
桃
青
青
青
桃
青
青
朝は絶対にこれ以上のことはしない …なぜなら、以前
青
青
桃
くちゅっ、ヂュウウ…ッ
青
青
桃
コツコツ…
ないふ
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
桃
まだキスしかしない関係であるため 服が乱れていたりすることはない
だから俺はまろから 離れさえすれば大丈夫だ …だけど
青
まろはさっき長く深く キスしてしまったせいで 顔が赤く、息は荒くて 頭がしっかり回らなくなっている
桃
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
桃
クラスメイト
桃
クラスメイト
クラスメイト
桃
桃
青
青
…ということがあったからだ
あの時はまろを楽器の後ろに 隠したことで していたことが バレずに済んだが
朝はみんなが登校してくるため 人が音楽室のそばに来る確率が 低くないということを知った
だから朝できるのは 刺激の少ないライトキスまで。 深い方は放課後…というのが 自然と俺たちの間で 決まっていた
赤
ないふ
桃
赤
赤
桃
青
赤
赤
赤
赤
青
青
桃
青
桃
青
桃
赤
赤
桃
赤
赤
桃
赤
桃
かああああああっ///
青
赤
青
普段、キスするときなどに 顔を赤く染めることはあっても ないこがこんなに 真っ赤になることはない
耳元で喋っているから 何を話しているかも分からない
まるで2人だけの世界に 入りこんでいるみたいで
それが、なんだか とてつもなく嫌だった
青
‐赤side‐
桃
青
桃
赤
2人共仲良いんだな〜 空気がふわふわしてるもん
ないくんとかめっちゃ 幸せそうにしてるし …ん? これもしかして…
赤
桃
赤
そう言うとないくんが りうらの方に 顔を傾けてくれる
赤
質問すると 少し間を空けてから頷いた
赤
桃
赤
赤
桃
桃
かああああああっ///
赤
完璧な生徒会長のくせして 昔から、揶揄うといい反応を するものだから 楽しくてしょうがない
付き合いが長いから りうらはないくんの恋愛対象が 男だということも知っているので 今、幸せそうで嬉しかった
赤
赤
横を見ると 不安そうにりうら達を見つめる 保江くん
爽やかな色合いの目と髪 抜群のスタイル 可愛い顔 …正直かなり好みのタイプだった
赤
赤
赤
‐青side‐
青
青
…などと考えていたとき
カッカッカッ…バンッッ!!!
赤
青
桃
黄
な、なんか来た…
青
いきなりやってきた 彼の方を見る
黄
黒と黄色のグラデーションの髪に 綺麗な琥珀色の目 バランスよく筋肉のついた体
青
その姿を見た瞬間に かっこいい人だなぁと思った
桃
黄
その会話を聞いて、 この人があにきか、と 理解した
黄
赤
黄
黄
赤
桃
青
赤
赤
赤
赤
青
桃
桃
ぐいっ
青
桃
青
黄
赤
黄
ぴよにき
桃
青
青
それからまた少し練習して、 今日の朝練習は終わった
‐放課後‐
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
「練習」という言葉を聞くと 朝のりうらとないこの やり取りを思い出してしまう
性格が悪いことを 言っているのは 分かってるけど
何を話していたのか、 2人がどれだけ仲がいいのか、 考える度に りうらが苦手になってしまう ないこを取られたくないと 思ってしまう
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
どんどん小さくなっていく ないこの声
それに反して どんどん大きくなる 俺の心臓の音
青
幸福感と安心感が 膨らんでいく
ないこ、ちゃんと 俺のこと好きでいてくれてたんだな…
青
桃
桃
桃
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
熱い熱い自分の顔に 手を当てながら ないこを見ると
多分俺より顔が真っ赤だった
桃
桃
桃
青
桃
ないこと目が合ったあと、 だんだんと顔が近づいてくる
ちゅっ
青
青
桃
クチュクチュレロクチュ…ッ♡
青
クチュッ…ヂュウウッ♡♡
青
桃
青
青
桃
青
桃
そう言い再びないこが 顔を寄せてくる
青
その口を片手で覆う
桃
青
桃
桃
青
深いキスをする度に こうやって色っぽく誘っても いつも断られる
青
青
青
青
青
止まらない 不安な気持ちがまた大きくなり、 口調もきつくなってしまう
青
桃
桃
桃
桃
青
青
青
桃
青
青
桃
桃
青
桃
青
桃
そう言い まろが逃げていってしまわないように ぎゅ、と抱きしめる
桃
桃
桃
桃
桃
桃
青
桃
俺は馬鹿だと心底思う こんなに泣いているのに 今日一日どこか 暗い顔をしていたのに 恋人の気持ちに ずっと気づけていなかった
「まろのため」と言いながら していたことが どれだけ彼の心を 傷つけていたのか 分かっていなかった
桃
青
青
桃
赤
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赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
bouquet.
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コメント
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尊かった(●´ω`●) 続き楽しみにしてます!d( '-' )
凄いタップ量お疲れ様です! 続き楽しみにしています!\(*ˊᗜˋ*)/