ナムジュン side
『私の判断で、何かが変わる事ありますか』
特に変わることは無い
『…』
ただ家には帰れない
『どうしてっ!』
ジミン「君は必ず帰らない…いや、帰れないよ」
『なん…で』
とりあえず話の続きをするよ
君の母親と父親は"掟"を破ったんだ
掟とはさっきの一世帯1カ国としか結べないこと
破ってしまったからには
悪魔になるか………
誰かを殺さなければならなかった
2つの選択肢があったんだ
それで君のお父さんは,誰かを殺すことを決めたんだ
殺すといっても誰でもいい訳では無い
娘,または息子
じゃなきゃダメなんだ
掟を破った時にはもう、、
〇〇ちゃんは産まれていたんだ
ただし、決まりがあって
18歳以上の子供しかダメなんだ
『…っ!!』
〇〇ちゃんは産まれたばっかり
生後1年くらいだった
だから条件を満たしてなかったんだ
〇〇ちゃんは今日で18歳
『なんで知って…』
後で説明するよ
そこが重要ではないんだ
本当は今日〇〇ちゃんを殺すはずだった
でも,そうなる前に君の両親は死んだ
悪魔界には色々とその国での約束があるんだ
"Devil goddess"での掟は
<契約して20年たつもの死す>
どういう事かと言うと
一番最初に大きな契約をするんだ
人間界と悪魔界とで争いが起こらないよう
それをたててから20年
〇〇ちゃんが産まれた1歳の誕生日の前の日に契約されて3年
今日誕生日で18歳
誕生日の前の日に契約されてたから
だから昨日殺されたんだ
『(日付はいつの間にか私の誕生日になってたんだ)』
『でもなんで、、私が契約しないといけないんですか』
片方の国と契約は切れたとしても
俺たちとの契約は続いている
たとえ親が死んだとしても
その跡継ぎさえ残っていれば契約は続く
だから、娘の〇〇ちゃんが契約の対象になるということだ
一通りの話は以上だ
ナムジュン side end
テヒョン「泣いてるの?〇〇ちゃん」
『は?泣いてなんか…っ』
手で頬を触ると濡れてる感覚
いつの間にか泣いていたんだ
あの頭をよぎったのは本当だった
この感覚は一体何
next__高評価で続き書きます
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コメント
9件
最高です...
最高すぎて…🙄
こりゃ、あのみりさんにしか書けない神作品ですね()