この作品はいかがでしたか?
24
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律
琴音
僕と先生が部屋に入ってから
無言の時間が数分続いている
律
律
琴音先生の妖精
琴音先生の妖精
律
律
律
律
律は視線をあげる
律
琴音
律
琴音
琴音
琴音は真っ直ぐと律の目を見つめる
律
琴音
琴音
律
律
琴音
琴音
律
琴音
琴音
律
琴音
「 なんでこの病院に来たの? 」
律
琴音
律
律
琴音
律
律
琴音
琴音
律
律
琴音
律
琴音
琴音
律
律
琴音
琴音
律
律
律
律
チリン…チリリン…
琴音先生の妖精
琴音先生の妖精
琴音先生の妖精
律
律
今までにない安心感を感じた
この人になら話しても大丈夫
そう本能で感じたんだ
律
琴音
琴音
琴音先生の妖精
僕はゆっくりと話をしていった
今まで人に話すということをしたことがなかった
だから、どう話せば良いのか
正直分からなかった
噛み砕きすぎて、自分でも
何を言っているのか分からなくなる
琴音
けど、この先生はしっかりと
耳を傾けて聞いてくれた
律
律は肩の力を抜く
琴音
琴音
琴音
律
琴音はパソコンに文字を打ち込む
律
琴音
律
琴音
琴音
律
琴音
会話が止まるのと同時に琴音が打ち終わる
琴音
律
琴音
律
律
琴音
琴音
律
琴音
律
琴音
琴音
律
琴音先生の妖精
律
琴音
琴音は自分の肩を見る
琴音
律
琴音
琴音
目を輝かせる
律
律
律
琴音先生の妖精
律
琴音先生の妖精
律
琴音先生の妖精
律
妖精から目を離し律は顔を上げる
琴音
律
琴音先生の妖精
琴音先生の妖精
律
琴音
琴音
律
琴音先生の妖精
琴音
律
琴音
琴音は立ち上がる
琴音
琴音
律
琴音
琴音
琴音
律
律も静かに立ち上がる
律
律
律
琴音
琴音
律
母さんと琴音先生が部屋で話している間
僕は病院のカフェで時間をつぶすことになった
飲み物を片手に辺りを見渡す
律
律
青や赤の病衣を着ている人がカフェの大半…
点滴を持っている人やギブスの人もいる
律
律
そして、僕の目には
色々な妖精も見えている
律
新しい発見だったりで楽しい時もある
律
律
律は視線を下げる
「 あ… 」
その声と共に目の前にある机が揺れる
律
横には倒れ込む人がいて
小さく震えていた
律
ゆっくりと立ち上がる
律
律
小刻みに震えている彼を
そのままにしておくは無理だった
律
妖精はいつだって輝いている
主人である人間を纏うように、光を放っている
そう、思ってた
律
妖精
律
律
律
眠っているようだ
律
妖精
律
律
律は走り去った
律
眠っている妖精なんて
僕には異例のことだった
琴音
母さん
母さんの妖精
琴音先生の妖精
律
琴音
律
琴音
琴音
律
母さん
母さん
律
母さん
母さん
律
琴音
琴音
律
琴音
琴音
琴音
律
母さん
母さん
母さん
母親は律に優しく微笑みかける
律
律
琴音
律
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