憧れの人
アルミン
ショール、!?
ショール
っーー
ショール
ごめんこけたっー
アルミン
ショール!後ろ!!
ショール
っ!
私の後ろのすぐそばに巨人がいた
ショール
ひっ、、、
アルミン
ショールはやく!逃げてっ!
アルミン
(何でこんな時も、、、僕の足は動かないんだっ、!)
ショール
っ、、、
「怖い嫌だ」
「嫌だ痛いのは嫌だ怖い」
ショール
!
誰?
「そんなことどうだっていいよ!」
「怖いよ痛いのは嫌だよ!!」
「だから泣いてお願いするの」
ショール
!
ショール
、、、叩かないでください
アルミン
、!?ショール!
アルミン
一体何をしてるんだ君は!
アルミン
はやくっ!そのままじゃ!
アルミン
っ
巨人はショールを軽々と持ち上げ
ゆっくりと口に運ぼうとした
アルミン
ショールっ!はやくっ!!!!!
「痛いのは嫌だ」
「お願いして」
ショール
叩かないでください
ショール
どうか、、、
ジャキンッ
そんな音が鳴り 私の視界はひっくり返った
ショール
!
そしてそのまま誰かが 私を受け止める
???
チッ、、、一体どうなってやがる、、、
ショール
リヴァイ、、、兵長、、、
???
?
???
誰だおま
???
!
???
、、、大丈夫か
ショール
あ、、、ありがとうございました
???
怪我は?
ショール
ないです。
ありがとうございました
ありがとうございました
アルミン
ショール、、、!
死んでなくて、、、本当に、、、ほんとによかった、、、
死んでなくて、、、本当に、、、ほんとによかった、、、
ショール
ごめんね、心配かけて
???
お前はショールと言うのか
ショール
、、、あなたの名前は、?
???
?
???
お前がさっき自分で言っていただろう
リヴァイ
リヴァイだ
ショール
リヴァイさんですね、!
ショール
あなたは命の恩人です。
ありがとうございます!
ありがとうございます!
リヴァイ
何を言っている、
これが調査兵団のつとめだ。
これが調査兵団のつとめだ。
ショール
、、、!
リヴァイ
、、、俺はもう行く
ショール
調査兵団、!
エレンが言ってたやつ
エレンが言ってたやつ
ショール
また恩返しさせてくださいっ、!
リヴァイ
、、、
リヴァイ
調査兵団で待っている
ショール
!!
ショール
はいっ!!
その日から リヴァイ兵長は憧れの人となった
ショール
これが私が調査兵団を志願する理由かな〜
コニー
へー!お前もエレンみたいにあの場にいたんだな!
エレン
あ?何の話だ?
コニー
お前、巨人が来た時、
その場にいたんだろ!?
その場にいたんだろ!?
サシャ
え!巨人はどれくらい大きかったんですか?
訓練兵
壁を覗くぐらい大きかったんだよな?
コニー
俺は壁を跨いだって聞いたぞ!
エレン
そんなにでかくはなかった。
大体60メートルくらい、、、か?
大体60メートルくらい、、、か?
訓練兵
普通の巨人はどんな感じだったんだ!?
ショール
!!
エレン
っ、、、
ショール
みんな、もうこの話はやめよう
ショール
エレンにも思い出したくないことがある
コニー
そ、、、そうだな、、、すまないなエレン
エレン
いや、どーってことない!巨人なんてな!大したことーー
ショール
、、、
本当は自分が 思い出したくなかったから この話を止めた
二年前のあの日、 私はたくさんお世話になった
父と母を忘れて、 無我夢中で一人逃げ出した
もしかしたら私もいっていれば、 母も瓦礫の中から 抜け出せたかもしれない、、、
もしかしたら、、
「怖いことは なかったことにしようよ」
「もう怒られて叩かれたくないよ」
ショール
、、、
ショール
もういいや、、、やめた
ショール
なんか、、、どうでも良くなってきた、