テラーノベル
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佐久間さんに連れ出されて、葬儀場の隣にある小さな公園に来た
佐久間大介
あかね
佐久間大介
少しの沈黙があったが佐久間さんが私の座っているところの1人分くらい空いたところに座った
あかね
あかね
あかね
佐久間大介
佐久間大介
佐久間大介
佐久間大介
あかね
佐久間大介
あかね
佐久間大介
佐久間さんから受けとった手紙は茜色の便箋に緑の手紙だった
あかね
あかねへ
まず、置いてってごめん。 本当はもっと長く生きてあかねと一緒におじいちゃんおばあちゃんになるまで生きていたかった 俺のメンバー。いい人たちでしょ?佐久間辺りは俺がいないと泣いちゃうかもしれないけれど、あかねがもし泣いていたら、あかねを支えてくれるのはメンバーの中の誰かかなって思う。嫉妬しちゃうけど 佐久間とかさ、元気にしてくれそうじゃん。うるさいけど、元気を与えてくれるやつだよ。あかねも元気になると思う。 俺は幸せだった。可愛い奥さんにも、いいメンバーにも恵まれて、宇宙一幸せだった。病院であかねも幸せだったって聞いてすごく嬉しかった。 優しいあかねは今自分を責めているかもしれない。だけど自分を責めないで。俺は幸せだったから攻める必要はどこにもない。あかねと結婚してから、毎日が茜色に輝いた。 幸せだったよ ありがとう
読んでいる最中、何回も涙で視界がぼやけた
私は、私と亮平の色の手紙を抱きしめてまた泣いた
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