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紅優
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紅優
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コメント
3件
面白かったです! ♡100押させていただきますね! 続き待ってます!
今では残滓からの声に動揺してしまっていたけどぶれずに力を振るって討伐してるの成長が感じられました! みんなと同じ領域に立つのも近いですね! 続き楽しみです!
紅優さん、読ませていただきました! 今回のエピソード、颯くんが「俺は俺だ」って自分を認めるシーンが本当に胸に響きました……! 最初は戸惑ってばかりだった彼が、仲間たちに認められて、ちゃんと一歩踏み出せたのが伝わってきて、読んでいてじんわりしました。 異骸級戦も迫力があって、十二席それぞれのスキルの使い方に引き込まれました。特に《静界》で瓦礫を止める博さんの冷静さ、かっこよかったです! そしてラストの「近いな」という風雅さんの呟きと、正式候補認定——また新たな物語の気配がそっと動き出したみたいで、続きが気になります! 素敵なエピソードをありがとうございました🌷
廃都市。
かつて人が暮らしていた街。
しかし現在。
そこには誰もいない。
残された建物。
崩れた道路。
そして。
中心に立つ黒い影。
境界局輸送機。
十二席が到着する。
機内。
怜が状況を確認していた。
愛水 怜《無刻》
龍樹 琥珀《葬列》
怜は画面を見る。
愛水 怜《無刻》
一瞬。
全員が黙る。
赫鞘 樹《赫災》
愛水 怜《無刻》
愛水 怜《無刻》
愛水 怜《無刻》
颯は窓の外を見る。
胸の奥がザワつく。
また。
あの感覚。
呼ばれるような。
引き込まれるような感覚。
白狐 颯
それに気付いた風雅。
緑龍 風雅《白夜》
颯は驚く。
白狐 颯
緑龍 風雅《白夜》
颯は見る。
しかし。
風雅はそれ以上言わない。
現場到着。
全員が降りる。
静かな街。
その中心。
黒い霧。
蛙神 蓮《断鐘》
次の瞬間。
地面が割れる。
巨大な残滓が現れる。
分類。
《異骸級》
しかし。
普通ではない。
身体の一部が黒核のように変質している。
紫苑 陸《虚路》
紫苑 陸《虚路》
残滓が咆哮する。
衝撃波。
建物が揺れる。
灰渕 博《静界》
飛んできた瓦礫が止まる。
蛙神 蓮《断鐘》
前へ出る。
蛙神 蓮《断鐘》
拳。
衝撃。
残滓が吹き飛ぶ。
だが。
すぐに立ち上がる。
やはり通常の異骸級とは違う。
再生速度が異常。
桃園 天音《灯火》
碧泉 海翔《黒雨》
前へ。
碧泉 海翔《黒雨》
触れた内部から崩壊。
しかし。
黒い部分だけ。
無効化される。
碧泉 海翔《黒雨》
その時。
残滓が動きを変える。
狙い。
颯。
白狐 颯
全員が反応する。
しかし。
颯は動かなかった。
逃げない。
刀を構える。
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
一歩。
踏み込む。
第一剣技。
《断歩》。
残滓の攻撃を紙一重で避ける。
そして。
刀が黒い部分へ触れる。
その瞬間。
黒い霧が揺れる。
『境界』
また。
声。
颯の動きが止まる。
しかし。
今回は違った。
以前なら。
戸惑っていた。
でも。
今は。
白狐 颯
刀を握る。
白狐 颯
その言葉。
黒い霧が一瞬揺らぐ。
そして。
第一接続。
《透過》。
ではなく。
刀だけに。
力を流す。
境界を薄める。
第一剣技。
《断歩》。
第二撃。
《空裂》。
空間が裂ける。
残滓の黒い核部分が崩れる。
静寂。
異骸級残滓。
消滅。
十二席。
全員が颯を見る。
赫鞘 樹《赫災》
赤橙 唯《蒼祈》
龍樹 琥珀《葬列》
少し笑う。
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
その帰り。
輸送機内。
風雅は窓を見る。
緑龍 風雅《白夜》
そして。
小さく呟く。
緑龍 風雅《白夜》
隣の琥珀が聞く。
龍樹 琥珀《葬列》
風雅は答えない。
ただ。
颯を見る。
境界局本部。
任務報告。
評価。
《白狐 颯》
戦闘能力。
適応率。
精神安定性。
全項目上昇。
そして。
最後に。
一つの記録。
《第十二席候補》
その文字の横。
《正式候補認定》
その文字が光っていた。
地下深く。
黒核は。
また鼓動する。
ドクン。
ドクン。
そして。
誰も知らない場所で。
新たな反応が目を覚ます。
『境界』
その言葉だけが。
暗闇に響いた。