ゆりかと、こうすけと、ねねは、公園で、遊んでいた。 こうすけと、ゆりかは、幼なじみだ。 ねねは、こうすけの妹だ。
ゆりか
ねぇ、こうすけ。
こうすけ
ん?どうした?
ゆりか
あのさ、信じてくれないかも知れないけどさ、
こうすけ
うん。
ゆりか
実はね私、
ゆりかは、深呼吸をして
ゆりか
あのね、私、実は人や動物の寿命が、見えるの。
こうすけ
ほっ本当なのか?
こうすけは、口を開けたままポカンとしている。
こうすけ
じゃあねねの、寿命は、分かるか?
ねね
お兄ちゃん!見てみて!
こうすけ
すごいな!
ゆりか
それで、こうすけに、言ったのはその事についてなんだよね…
こうすけ
ねねが!?
ゆりか
うん。
ねねちゃんが、1週間後に、死んじゃうんだよね。
ねねちゃんが、1週間後に、死んじゃうんだよね。
こうすけ
嘘だっ!あんなにねねは、元気だぞ!?
ゆりか
だけど、死んじゃうの!
こうすけ
なっ…なにか、助かる方法は、ないのか?
ゆりか
あるけど失敗すると、その寿命の半分の日で死んじゃうの。
こうすけ
っ…けど成功したら死なないんだよな?
ゆりか
うん。
こうすけ
じゃあ試そう…
ねね、ちょっとおいで。
ねね、ちょっとおいで。
ねね
どうしたの?お兄ちゃん。
ねねは、こうすけの方へ走っていった。 おまじないの方法は、手に字を、書いて家に着くまで開かないようにするのだ。 けれどねねは、2歳なので、飴を入れて開けないようにする。
こうすけ
これからお姉ちゃんに、飴を入れてもらうから、家に帰るまで開けちゃダメだぞ。
ねね
うん!
こうすけ
ゆりか、お願い。
ゆりか
うん。
ねねちゃん。
ちょっと手を見して。
ねねちゃん。
ちょっと手を見して。
ねね
はい!
ゆりかは、手におまじないの、字を書いた。
ゆりか
この飴をあげるから、家に着くまで手を開いちゃダメだよ!
ねね
分かった!
ゆりかと、こうすけは、真剣にねねの手を握った。
こうすけ
もう家は目の前だ!
ゆりか
この階段を、登れば…
ねね
うわっ!
ねねは、階段に、つまずいて手を開いてしまった。
こうすけ
ゆ…ゆりか…
波の音とすごく寒気が凄かった。 2人の顔は真っ青になった。
ねね
開いちゃった!
でも死なないから大丈夫か!
でも死なないから大丈夫か!
ゆりか
ねねちゃん…ごめんね
こうすけ
ね…ねねっ
4日後
ゆりか
ごめんね…ねねちゃん…
こうすけ
ねっ…ねね…
ゆりか&こうすけ
もっと一緒に、いたかったごめんね…ねね…






