マイキー
〇〇…その傷はなんだ?
〇〇
あ…これは転けちゃってさ〜
最近は傷を隠せていない
どんどん傷が増えていって隠すのが大変になった
いつの間にか隠しきれない量になった
その為、学校では虐待の噂もあった
マイキー
…嘘だ
マイキーにそう言われてびっくりした
マイキーには分からない
そう思っていたから
〇〇
え、嘘じゃ…
マイキー
〇〇、最近おかしいぞ
〇〇
違っ…
マイキー
隠し事は無しだ
マイキー
全部言え
そう言われ、言おうか迷った自分がいた
けれど言ってしまったら今度は何されるか分かったもんじゃない
だから…言わなかった
〇〇
ほんとに…何も無いから…
〇〇
決めつけるのは良くないよ…?
自分のために親友を傷つけてしまった
気づいたのはもう嘘をついてからだった
マイキー
ふーん…
マイキー
って訳なんだ…
優里
なるほど…
確かに最近のお姉ちゃんは少し変だった
妙なのはお母さんに全く反抗しなくなったことだ。
お母さんにどれだけ理不尽なことを言われても
〇〇は文句を言わなかった
優里
私、調べてみる
マイキー
ほんとか!ありがとな!
後日
優里
お姉ちゃんの部屋に監視カメラを仕掛けてみたの。
優里
今日は丁度、家にはお姉ちゃんとお母さんだけだから、皆で確認しよう
マイキー
そうだな
場地
もし虐待?されてたらどーすんだ?
ドラケン
即通報
お姉ちゃんには悪いけど、私たちにはこの手段しかない
私は罪悪感と戦いながら映像を見た