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差し伸べられた優しい手

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差し伸べられた優しい手

1 - 1話 差し伸べられた優しい手

♥

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2022年02月27日

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私は見てることしか出来なかった…

悔やんでも悔やみきれないッ

あの日に戻れたら…

死んだ人は帰ってこない

失った命は戻らない

嫌な過去…

だけど、私の生きる意味となる

私の名は璃音。

当時、13歳

幸せな家族だった…

璃音

お母さん、着物の裾ほつれてるよ

お母さん

ほんとだわ笑
ありがとう

璃音

んへへッ(●︎´▽︎`●︎)

お父さん

( ´∀`)ハハハ

お父さん

おっと、そろそろ仕事に行かないとなぁ

璃音

外、暗いよ?大丈夫?

お父さん

大丈夫、大丈夫(*^^*)

お母さん

でも、気をつけてね

お父さん

うん笑

お父さん

じゃあ、行ってくるよ

璃音

行ってらっしゃい(*^^*)

お母さん

行ってらっしゃい(*^^*)

お父さんが出かけて すぐのことだった

お父さん

うわぁぁぁぁあ!!!!

璃音

お父さんの声!?

お母さん

璃音はここにいなさい

璃音

うん…

お母さん

スタスタ

ぐわぁあぁぁ"!!!!

お母さん

きゃーー!!!!

その頃

キャーーーー!!!

璃音

お母さん!?

ガタッ

璃音

(怖い)

お母さん

…ン…リ…オン

お母さん

に…げて!

璃音

おかーさん…

お母さん

隠れなさい!!!

璃音

ハッ!

とっさに押し入れに駆け込んだ

お母さん

ε-(´∀`;)ホッ

ぐあ"ぁぁ!!!

グチャ ボリボリ メキッ

お母さん

部屋中に嫌な音が響く

私はただ父と母が食われるのを 見ていることしか出来なかった

璃音

(あぁ、私も食われて死ぬのか…)

ゆっくりと目を瞑る

死を覚悟したその時!

不意に雷鳴が響いた

璃音

(何?それと足音?)

璃音

(2人?いや、3人か…)

璃音

(敵かも…)

璃音

(耳をすまして)

ーーーー!!ーー!?

酷い…

怖い"ぃ"ぃぃ!!!

猪突猛進!グワハハ!!

璃音

(うるさ)

被害は2人か…俺がもっと早く来ていればッ…

すみませんッ…

お前のせいじゃねぇよ

少なくともな

お墓を作って帰ろうか…

あぁ

作り終わった

帰ろう

ん?ちょっと待て!

どうかしたのか?

押し入れから女の子の“音”がする

!?見に行ってみよう!

璃音

(ヤバイヤバイヤバイ)

璃音

(こっち来る!)

璃音

(お父さん!お母さん!)

スパーンッ

璃音

ビクッ

血の匂いで気づかなかった…

璃音

(強い恐怖と憎しみ、悲しみの匂いがする…)

✋スッ...ナデナデ

璃音

ビクッ

よく頑張ったね(* ´ ꒳ `* )
もう大丈夫!

差し伸べられた優しい手…

璃音

ポタッ ポロポロ

え?え、何!?どどどうしたの!?

俺のせい!?俺!?

ごごごごめんねぇ!?

璃音

うわぁぁん!!

ヽ(д`ヽ)。。オロオロッ。。(ノ´д)ノ

彼らは太陽のように暖かかった。

差し伸べられた優しい手

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コメント

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面白いよかん……!(о'¬'о)ジュルリ

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