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少女は自室へ入れられそのままドアがパタンと閉じる
少女は思った
いつまでこんな生活が続くんだろ
と
そして少女は決意した
ここから出よう
と
立ち上がった瞬間
古く、長年掃除さてない部屋の地面からひび割れている隙間から…黒い液体のようなモノが出て来た
少女は急いでソレから離れる
が…液体はまるで自我を持っているように此方に来る
未知の生物…?
知らない生物が此方に来た事により少女はパニックになる
全身から冷や汗が流れ、少女の顔が更に青くなる
此方に向かってくる液体のようなモノ
咄嗟に逃げようとして転んでしまう
ドサッと音がして少女は慌てて液体を見る
すぐそこまで迫っている
ほぼ0距離になった時
液体がピタリと止まる
液体がグルグルと動いたかと思えば黒猫の姿に変わった
少女が混乱しているとソレは言った
ニャア
瞬間的に少女はすぐさま立って足に力を入れ拳を出し猫を殴った
ただ殴っても猫は一瞬液体のようになってからまた同じ姿になる
…
少女は混乱した
目をパチクリさせながら猫「多分違う」を凝視する
そして
猫が喋った
様々な憶測が張り巡らされ少女が出した結論は
魔物…
何でここに魔物が居るんだ…
じぃーーと魔物を見ていると猫が喋り出す
…
何を言っているんだコイツは…
僅かに拳に力が入る
ペラペラと勝手に喋り出す魔物を見る
少女は目を伏せ深呼吸してから言った
と魔物は背を向け立ち去ろうとするが一度止まり少女に呼びかける
…
少女の額に嫌な汗が流れる
少女はそう答えた
すると猫がニッと笑い少女を手招きするように2本の尻尾を揺らし歩き出す
ここで昔話をしよう
少女は貴族でとても幸せな家庭だった
そして少女が原因で母が死んでから少女は酷い扱いを受けていた
普通の人間は死にたくなるだろう
だが少女は違った
その生命力と行動力は普通の人間より多かったのである
そして
少女は魔法のコントロールの天才であった