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俺じゃ釣り合わない
蘭
春
春蘭
浮気パロ
蘭
春
蘭
蘭
春
蘭
最近春千夜が冷たい
出かけることが多くなったし
前までこんなんじゃなかったのに
春
蘭
春
春
蘭
春
ｶﾞﾁｬｯﾊﾞﾀﾝ
蘭
蘭
蘭
蘭
春
竜胆
蘭
蘭
遠くで春千夜と竜胆が見えた。 俺が誘われなかったことに少し疑問を持ったが ここまではまだ良かった。
竜胆
春
竜胆
春
竜胆
蘭
キスをするなんて意味が分からなかった。
竜胆は春千夜と俺が付き合っているのを知っているはずだ
浮気ってことか‥？
蘭
蘭
涙が溢れる
つい最近まで愛し合っていたのに
俺じゃ駄目だったんだな‥
蘭
蘭
俺じゃ釣り合わない
蘭
分かってる
けれど現実を受け入れられなくて
しかも浮気相手は自分の弟
蘭
ｶﾞﾁｬｯﾊﾞﾀﾝ
蘭
蘭
春
蘭
蘭
春
蘭
竜胆
竜胆
蘭
蘭
蘭
『春千夜~』
『愛してる』
『俺も愛してる』
二人の会話が聞こえてくる
次第にその声は甘くなっていって
卑猥な音も聞こえてくる
蘭
蘭
俺は荷物をまとめ始めた。
この家から出ていこう。
竜胆と居る方が春千夜は幸せなんだ
俺は居ないほうがいい
蘭
俺は荷物をまとめて出ていくことにした
俺は邪魔だったよね。ごめんね春千夜
机に手紙を置いた
蘭
蘭
蘭
自分が選んだのに
離れたくなかった
2人で一緒に居たかった
そんな気持ちが溢れ出す
蘭
蘭
俺はいつの間にか下には海のある崖に来ていた
悲しくて悔しいこの感情を消してしまいたい
蘭
蘭
自分は要らない
だから離れた
けれど自分の感情なんかそっちのけだった
俺は離れたくなかった。一緒に幸せを誓いたかった
叶うはずのない感情だから
蘭
蘭
バッシャーーン！
此処には居ない春千夜にそう言い、灰谷蘭は飛び降りた
竜胆
春
竜胆
ｶﾞﾁｬｯﾊﾞﾀﾝ
春
机に置いてあった封筒には丁寧な字で『春千夜へ』と書いてあった。
春
春
『春千夜へ 竜胆とは上手くやってる？
春
俺より竜胆の方が釣り合ってるのは分かってた。
ごめんね、別れればよかった。
別れの言葉も伝えられないまま、居なくなってごめん
春
春
蘭の部屋は空っぽで、誰もいなかったのかというくらい綺麗だった
春
それから手紙の続きを読むことにした
俺、死のうと思って
だから、竜胆とお幸せに
俺邪魔だったから、こうしたら2人は嬉しいかなって
竜胆優しいし、ちゃんと愛も伝えられるから
2人で幸せになってね
今まで有難う、愛してた。 灰谷蘭より。
春
piririri
春
春
竜胆
春
春
俺は蘭に何もやってあげられなかったな
ごめんな、蘭
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