あの日から、チーノのことが気がかりだった
ci
syp
大丈夫なのだろうか
でも。 少なくとも普通に話しているときは 嘘の笑顔には見えない
きっと…大丈夫 大丈夫
じゃないだろうな
経験したワイが一番分かっとる
誰にも頼りたくないねんな
迷惑かけたくないねんな
分かっとる…
けど、 無理はしてほしくないやん…
初めての親友なんやで??
見てて辛いわ…
……今日… 木曜日やねんな
結局、気づいたらチーノを待っていた
何時間かたった
2時間くらいか。
長い
昇降口らへんに、チーノが下を向いてこちらに歩いてきているのが見えた
syp
変に大きい声が出てしまった
ci
こちらに気づく。 笑って手を振って、こちらに走ってきた
ci
syp
ci
syp
ci
一瞬表情が曇った気がする
顔が引きつる。 普通にできてるだろうか
syp
ci
ci
syp
ci
syp
ci
ci
syp
syp
ci
ここで、 ここで 訊いてしまわないと 一生 訊けない気がしたから
ci
syp
syp
syp
syp
ci
全て話した 見たこと 聞いたこと すべて
ci
ci
ci
ci
syp
syp
ci
自分でもびっくりした ここまで大きい声が出るとは
syp
syp
syp
syp
ci
syp
syp
syp
syp
精一杯だった
夢中だった
本音をぶつけた
そうしないと、いつか
いなくなってしまいそうだったから
syp
syp
syp
syp
syp
ci
ci
気づくと、チーノの目からは ぼろぼろと 涙が溢れていた
syp
ci
その時のチーノの笑顔は
きれいで
あかるくて
“本物の花”
だった
〜〜造花みたいな笑顔の君〜〜
ー完ー
今まで見てくださり、ありがとうございました!
コメント
2件
見るよ遅れてしまった... 初コメ...?何時コメ? 完結おめでとうございます! 楽しかったです!! 他の作品も見てきますね!