TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

蘭(らん)

帝くん。

蘭(らん)

今日は本当にありがとう。
すごくいい思い出が出来たよ

蘭(らん)

私、あの時駅で帝くんを見かけた時から帝くんのことが好きだったんだ。

蘭(らん)

一目惚れって言うやつかな...

蘭(らん)

だから、君が死のうとしてるのを見て
死んで欲しくないって思った

蘭(らん)

そしたら咄嗟に落し物したって嘘ついてた。

蘭(らん)

お礼したいって言ったのも全部、嘘。

蘭(らん)

ただ帝くんと出かけたかっただけ。

蘭(らん)

そんなに知りもしない人の事好きっておかしいかもしれない。

蘭(らん)

それでも、私は帝くんを好きになった。

蘭(らん)

今日一緒に出かけたときもっともっと好きになった、

蘭(らん)

もっと早く出会ってたら良かったな、
もっと一緒に居たかったな

蘭(らん)

2回しか会ってないけど、たまにする電話も嬉しかった。LINEも全部全部。

蘭(らん)

帝くんとした事、一つ一つがすごい宝物なんだよ

蘭(らん)

こんな伝え方になってごめんね。

蘭(らん)

でも、言わせて。

蘭(らん)

帝くん、私は君のことが好きです。

蘭(らん)

大好きです。

蘭(らん)

少しの間しか思い出はないけど、君と過ごしたこと全部宝物だよ。

蘭(らん)

帝くんに1つ言いたいことがあります。

蘭(らん)

これから苦しいこと、辛いこと、死にたくなるようなこと、すっごい沢山あると思う。

蘭(らん)

でも、それを乗り越えてこそ、大人になれる。強い人に、頼られる人になれる。

蘭(らん)

だから、死にたくなっても、君は死んじゃダメ。

蘭(らん)

お願いだから、前を向いて、楽しい未来を想い描きながらしっかり生きてほしい

蘭(らん)

私には、もう出来ないから。

蘭(らん)

私はもう、帝くんとは会いません。

蘭(らん)

というか、会えません。

蘭(らん)

私ね、生まれ変わっても帝くんを見つけ出して好きになる自信あるんだよ

蘭(らん)

だから、また来世で会おう。

蘭(らん)

私が君を見つけに行くから待っててね。

蘭(らん)

約束、守れなくてごめんね。

蘭(らん)

さようなら。

この作品はいかがでしたか?

13

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚