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マリ
ミカゲ
買い物帰り。マリとミカゲは、両手に買い物袋を引っ提げながら道を歩いていた。その時、とある一軒家の方から男の怒鳴り声が聞こえた。
男
女
家の方から聞こえるのは夫であろう男が妻であろう女に怒鳴り声をあげていたところだった。
ドッカンドッカン!!
大きな物音がミカゲとマリの耳にも入って来た。
ミカゲ
ミカゲは舌打ちをして、今両手に持っている買い物袋を二つともマリに渡した。
マリ
マリが何か言いたげだったが、ミカゲは足速にその家の中に入った。
ミカゲ
無断承知で家の中に入ると、夫が妻の胸ぐらを掴んで右手拳で殴りかかろうとしていた。妻は両腕を前に出して自分の身を守っていた。
ミカゲ
ミカゲは舌打ちをして、妻の胸ぐらを掴んでいる夫の手首を捻っていた。
夫
妻
ミカゲ
さっきまで自分を殴っていた夫を庇うようにして前に立つ妻。ミカゲは目を白黒させて、唖然とした。
ミカゲ
夫
ミカゲ
妻
夫
夫が下衆い笑みを浮かべて、妻に暴力を振るおうとしたが、その前にミカゲは夫の頭に強烈なゲンコツをした。
ミカゲ
ミカゲはそれだけ言うと、愕然としている妻と伸びている夫を置いて、そのまま外へ出た。
マリ
ミカゲ
あのおかしな夫婦の家から出て行ったミカゲは、マリに持たせた買い物袋を持ち直し、そのまま帰路を目指していた。
マリ
ミカゲ
胸の中に妙な引っ掛かりを感じながらミカゲは、マリの言葉を軽く受け取って流した。
マリ
ローズ
マリとミカゲが帰ると、ローズが出迎えてくれた。
ローズ
ローズはマリが持っている買い物袋の片方を持って、そのまま厨房の方へ行く。
この場所は、ミカゲが経営する探偵事務所だった。ローズとマリは探偵事務所の食事係担当だった。
ミカゲは探偵に必要な知識はそこそこある。元々はなかったが生活の為に死に物狂いで勉強した。
ミカゲ
ユキネ
ユキネが自分のスマホを持って、この場所にいる皆に伝える。
ミカゲ
アイラ
ミカゲとアイラは、ユキネに頼まれた通り、パソコンで行方不明者について調べ始めた。
アイラ
ミカゲ
アイラ
アイラは静かに返事をすると、自分のスマホでリノとサリナに連絡した。
ローズとマリの「ご飯出来たわよ」と呼びにくるまで、ミカゲ探偵事務所にいる皆は各々仕事をしていた。
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