私、ただのシェフですが！

クソ菜シェフ……は…

私をｯ…傷つけ……それ、で……

それ、で…ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

私…いろ、んな……気持ッが…

あふれ、て……ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

それで…

それで……！

それで…………

クソ菜シェフを殺したい…

なんでですか……？

私は…ッ

私の家庭が複雑で、いつもいつも環境が変わるあまり、ずっと側にいてくれる人を手放す日々をいつも我慢してたんですよ？最初は嫌々でここに来たけど、皆と過ごす日々がとても楽しいことに気づいたし、パラオと日帝兄さんにもであえて、まるで私にとって宝物の場所であるここをたった一人のゴミのせいで踏みにじられるわけには行かないんですよ。それに、私はちゃんとした生き物なので、怒りや憎しみくらい備わっています。それを分かったうえで私を止めるつもりなのですか？もしかして貴方達も私の想いをけなすのですか？私はしないと信じていますよ。貴方がたはとても優しい方だと、独特なところもあるけどそれが貴方達のいいところなんです。いつも仕事をなさっているから少し疲れてるのでは？それに、私が来なかったら貴方達はいい朝を迎えられることなんてしばらくはなかったでしょうね。もちろんバカにしてるわけではないです。感謝しています、私をここへ連れてきてくれて…私とっても嬉しいし、あなたたちのことが大好きです。それなのにあのクソ菜シェフは私達の居場所を汚すんです。流石の私でもそんな事嫌なんです。だからせめて私だけで我慢して貴方達を守ろうとしたのに、貴方達は損へ傾いている選択をした挙句、私の意思を尊重させないのですか？

あの、理解できたんですk…

！

なんで…

なんで許しちゃ駄目なんですか

別に貴方達がやった訳ではあるまいし

そもそも論点がズレてますよ

私はクソ菜シェフを殺りたいんです

……まぁ

苦しませるだけで

私はだいぶ救われるのでしょうね

私のタイミングでやらせてください

理由は……

なーんだソ連さん

ソ連さんだって悪い所あるじゃん

あー見つけました

ちょっと来ていただきたいのですが