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主
主
主
夜。捜査本部の資料整理中後。ふたりきり。 ほんのり照明の落ちた室内を、 Lが無言で歩いていく。 私はその少し後ろを、 ふふんと笑いながら、ついていく。
主人公
主人公
Lの正面に立ち、ふっと微笑む。
主人公
その瞬間—— バンッ! Lが無言で私の手首を取り、 壁際まで押し込む。 私の頭上に、Lの腕が来る。
片肘をついて、目の前にいる 私をぐっと見下ろす。
L
L
私が何かを返す前に—— 唇を奪われる。 長い、深い、 呼吸も思考も奪われるようなディープキス。 私の背中が壁に押しつけられ、 心臓の鼓動だけが響いてくる。
主人公
力が抜けた脚。Lの左手がすっと腰に回って、しっかりと支える
L
L
壁際。 キスのあと、私の膝がカクンと力を失う
主人公
主人公
Lは表情を変えずに、ほんの少し首を傾ける。
L
主人公
主人公
L、静かにため息をひとつ。 その目には、 深い感情と抑えていた熱が滲む。
L
L
軽々と、私を抱き上げる。 片手で太ももを支え、 もう片方は背中をそっと包み込む。 “姫様抱っこ”。
主人公
L
そのままベッドのある仮眠室へ。 私をゆっくりと寝かせる。
主人公
主人公
言い終わる前に、Lが顔を近づけてきて ふたたび、深いキスが落とされる。
主人公
さっきよりもずっと長く、 ずっと強く、 呼吸も思考も全て奪われるような、 “欲望を隠さないキス”
Lの瞳がまっすぐに私を見下ろす
L
L
L
その声は、いつもの低さなのに、 奥にある熱だけが、明らかに違っていた。
主人公
主人公
主人公
L
L
L
L
仮眠室の静けさの中、 息が浅くなるのを隠せずにいる私に Lが静かに告げる。
L
L
主人公
主人公
次の瞬間、 LがTシャツの裾をめくり上げ さらりと命じる
L
主人公
裾を口に咥えた瞬間。 自身の失態を晒してる状況で我に帰る。
主人公
L
L
その一言には 皮肉の意味はなく 純粋な優しさが宿っていた。
Lの視線がふと下に向かい—— Tシャツの中に覗いた私の胸元で止まる。
L
L
しばらく言葉を失ったまま、 ただ見惚れるようにじっと見つめてくる
私は 緊張と、戸惑いと、恥ずかしさで、 目元にうっすら涙が浮かんでいた。
L
主人公
L
L
L
そう言ってLは、人差し指で 私の目尻に浮かんだ涙をそっと拭った。
そして、 口元に咥えさせていたTシャツの裾を外す。
L
L
L
L
L
私は震える吐息をこぼしながら 言葉をつなぐ
主人公
主人公
Lの瞳が細められる。
L
そして—— おでこに、そっとキス。 続けて、ほっぺに優しく。 そして最後にフレンチキス。
主人公
主人公
L
L
主人公
主人公
主人公
L
L
主人公
L
L
触れられた場所から 火がつくような熱い感覚に包まれる。
Lの手は、まだどこにも強く触れていない。 でも、愛の言葉と眼差しと、温度だけで もう何もかもが崩れそうになった。