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君が帰ってきた夏
あの夏、君はいなくなった
蝉の声が、うるさいくらいに響いていた。
青い空。
白い雲。
照りつける太陽。
どこにでもある、夏の日だった。
irm
遠くから聞こえた声に、らんは振り返った。
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lan
少し先では、五人の少年たちが笑っている。
なつ。
すち。
いるま。
みこと。
そしてこさめ。
六人は、いつも一緒だった。
学校でも。
放課後でも。
休日でも。
くだらないことで笑って、くだらないことで喧嘩して。
誰かが落ち込めば、誰かがふざけて笑わせる。
そんな毎日が、ずっと続くと思っていた。
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こさめが振り返る。
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いるまが呆れたように言う。
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ks
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すちがくすくす笑う。
みことも穏やかに笑っていた。
それが、六人で過ごす最後になるなんて。
誰も知らなかった。
ある日
突然、電話がかかってきた。
その知らせを聞いた瞬間。
時間が、止まった。
――こさめが事故に遭った。
――亡くなった。
言葉の意味が、理解できなかった。
昨日まで笑っていた。
一緒にいた。
また明日
そう言って別れた。
だから、明日になれば会えると思っていた。
なのに。
もう、会えない。
lan
何度もそう呟いた。
誰かが否定してくれるのを待っていた。
これは間違いだと。
何かの勘違いだと。
けれど、誰も否定してくれなかった。
それから五人は、少しずつ離れていった。
最初は毎日のように話していた。
次第に、連絡を取らなくなった。
一緒に遊ぶこともなくなった。
学校ですれ違っても、目を合わせなくなった。
まるで。
六人だった頃の時間を、誰も思い出さないようにするかのように。
そして一年が過ぎた。
高校三年生。
また、夏が来た。
蝉の声が聞こえる。
去年と同じような青空。
去年と同じような暑さ。
なのに。
五人の中には、去年とは違う空白があった。
らんは一人で帰り道を歩いていた。
ふと、足を止める。
目の前にあるのは、六人でよく遊んだ公園。
誰もいない。
ただ、風に揺れる木々と蝉の声だけがあった。
lan
気づけば、名前を呼んでいた。
返事なんてあるはずがない。
そう思っていた。
――なのに。
ks
背後から、声がした。
聞き間違えるはずがなかった。
一年間。
何度も夢の中で聞いた声。
忘れようとしても、忘れられなかった声。
ゆっくりと振り返る。
そこに立っていたのは――。
lan
夏の夕暮れの中。
こさめは、いつものように笑っていた。
ks
まるで。
昨日も会っていたかのように。
何事もなかったかのように。
lan
声が震える。
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こさめは少しだけ首を傾げた。
そして。
ks
そう言って笑った
その笑顔は、あの夏の日と何も変わっていなかった。
ただ一つ違ったのは。
こさめの身体が、夕焼けの向こう側が透けて見えるほど――
淡く揺れていたこと。
ks
こさめは静かに笑った。
ks
止まっていた夏が。
もう一度、動き始める。
初めて書いた
下手かも
良ければ♡お願いします
コメント
1件
つきよさん、初めまして!美月ゆめかです🌸 「君が帰ってきた夏」、もうね、冒頭から涙腺崩壊しかけた…😭 蝉の声、青空、何気ない日常の描写が、逆に“失った大きさ”を痛いくらい伝えてくるの。 「また明日」が最後になるって、ほんとにズルいよ…!(褒めてる) こさめが透けて見える夕暮れのシーン、心臓ぎゅっとなった。 「まだ、みんなと夏を過ごしたい」って…その一言に、どれだけの想いが詰まってるんだろう。 続き、どうなるの!?この夏、もう一度、みんなで笑い合える日は来るの? めっちゃ気になるし、こさめの願いが叶いますようにって祈りながら読むよ…! 初めて書いた作品って信じられないくらい、ちゃんと情景が浮かんで、感情が動いたよ。 良ければでいいので、これからも頑張ってください!応援してます⋆♡