あこ
あこ
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あこ
あこ
あこ
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あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
それは真夏の日 ミンミンと蝉が鳴く中 自然と流れてくる汗を しつこい程拭う
瑚緑
お昼休みに入った生徒たちは 暑さに負けないほど元気に 友達とはしゃいでる中 瑚緑はたまらず机に突っ伏す
暑さに弱い瑚緑は 少しの冷たさを求め顔を 机にくっつけるが、 そんなのもちょっとの間で 一瞬にしてまた熱が集まる
智
頭の上から降ってきた そんな声に首だけ動かす
瑚緑
喋る気力を失い やっとのことで発すると 知らんけど、 と適当に 返され、智が元の席へ戻っていく
ここから動くのさえ めんどくさいと言うのに。 だが後輩を 待たせるわけには行かないと 席をたち廊下へゆっくり 足を進める
瑚緑
そこにいたのは 認識のない1年
おどおどした様子で 返事をした1年生は 何故か辺りを見渡す
瑚緑
瑚緑
いつまでも切り出さない相手に 痺れを切らしてそう聞けば 何度か瞬きをして目を泳がされる
こっちは暑いんだから 早く言って欲しいんだが。
心の中でそんな事を 呟くも笑顔をキープする
やっと口を開いたことに 息を吐き出すが、 次に言われた言葉に 頭が真っ白になる
瑚緑
智
スマホから目を外した智が そう言った
瑚緑
瑠宇の親友が智の 恋人と知ったのは最近 それは智も知らなかったようで そこまで興味は無さそうだが 頷いていた
智
瑚緑
どんな意味で聞いてきたは 分からないが、 あの後何度かメッセージの やり取りをしたが 変わったことはなく、 強いて言うなら名前で 呼びあえるようになったぐらい
智
瑚緑
何も返せず そんなことを口に出していれば 智のスマホがピコンと鳴り 会話が途切れる
上手くやってる か…。 考えてみても大したことは 思い浮かばず、諦める
智
そう言いニッと 笑った智がスマホの画面を こちらに向ける
瑚緑
どうやら先程の通知音は 彼の恋人の梨衣からだったようで やり取りの画面が目に入る
が、その内容に目が丸くなる
瑚緑
智
恋人に甘い彼は 断らせてくれないようで 圧をかけられる
瑚緑
だが、そこまで乗り気ではない 瑚緑は眉間に皺を寄せる
と、ポケットに入れていた 自分の携帯も智に続き バイブ音を鳴らす
納得のいかないまま スマホを見れば、瑠宇からの 連絡でロック画面のまま 彼から送られてきた メッセージに 目を通す
目を通して数秒後 ちらっと目の前の智を見る
智
どう足掻いても 行くことしか選択技は 無いらしい.
ぇ、たまご ごめん もう無理や(
これ以上続けたら 絶望的になるので あとは託す(⑉• •⑉)
内容分からんかったら 相談しに来て (たまごだけ)
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
あこ
コメント
58件
フォロー失礼しますm(*_ _)m
たまごさんからきました!フォローしてねって描いていたので失礼させてもらいました!! めっちゃ好きです……!
ブクマ失礼します