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気づけば外は暗くなっていて 、 月がはっきりとみえた
満月かと思うほど月はまるかった
そして大きかった
ちょっとした冗談やダジャレで笑える
そんな今をもう少しだけ 、
噛み締めていたい
月をばっくにして微笑むらんをみて
俺は母を思い出した
母
母
母
母
母
母
母
なんなんだこの声 ｯ …
らんうるさい
なんでそんなに話しかけてくるんだよ
俺は今 …
お前全部知ってたんだな
俺は懐に仕込ませていた小さな凶器を取りだし 、 らんに向かって振りかざした
母様 、 今いきます
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