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里菜、不良と出会う

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里菜、不良と出会う

1 - 里菜、不良と出会う

♥

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2022年01月06日

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当時、私は学校でいじめを受けていた。

そして自◯をしようと思い、マンションの屋上へ向かった

そして飛び降りようとした… その時

???

何やってんの?

里菜

え?

???

え?じゃなくて、何やってんの?

里菜

えと…飛び降りようと…

???

なんで?

里菜

というか、誰なんですか?

???

私は、優奈。ただの不良だよ。

里菜

不良のあなたが何故ここに?

優奈

夜の屋上は景色が良いし、風もあって、気持ちが良いからだよ(^ ^)

里菜

そうなんですね。

里菜

でもなんで私を止めたんですか?

優奈

なんでだろうなw

優奈

気付いたら口にでてたっていう感じ

里菜

そうなんですね

優奈

ところで、なんで飛び降りようとしてたの?

里菜

実は学校でいじめを受けていて、それで…カクカクシカジカ…というわけです

優奈

へぇ〜、なんでやり返さないの?

里菜

そもそもは私が悪いんです。

里菜

私がみんなのことを考えずに自分の意見をすぐに言ってしまって、気に食わないとの理由で笑

優奈

ふ〜ん、

優奈

でもだからっていじめる理由にはならなくない?

里菜

いえ、それほどのことを私は今までしてたんだと思います

里菜

前は不良でしたし笑

優奈

でも許せないな…

里菜

なんであなたがそこまで…

優奈

実はさ、私も前はいじめられてたんだよ

里菜

そうなんですか?

優奈

あぁ、そんな時、今の私みたいな不良に助けてもらったんだよ

優奈

それでその人に憧れて今の私になったんだよ

里菜

そんなことがあったんですね…

優奈

でも、その人が私を助けたせいでいじめのターゲットにされてしまった…

優奈

その時に何も出来なくて…その学校を転校してしまった…助けたかったけど勇気が出なかった…

優奈

その人も不良ではなく、全く大人しくなってしまって、今はもう何もやり返したりもしていないと…

優奈

だけど、今こうして飛び降りようとしていた君を止めることができたんだ

優奈

きっとこれも何かの縁なんだと思う…

優奈

なぁ

里菜

はい?

優奈

これから一緒に暮らさねぇ?

里菜

え!?

優奈

いや…私、実は今虐待受けてんだよねw

優奈

だから泊めてもらいたくてさ

優奈

そうすれば私の虐待はもうなくなるし、あんたのいじめもなんとかできる…

優奈

お願い!

里菜

そんなことが…なら良いよ

優奈

ありがとう!!

優奈

この恩は絶対返す!!

里菜

恩って笑

ーそして私の家へー

ガチャッ

里菜

適当に座って良いよ

里菜

今日はお父さんもお母さんも仕事でいないから

優奈

そうなんだ!にしても広いねぇ〜!

里菜

そんなことはないよ笑

里菜

ちょっとご飯作ってくるね

優奈

うん、ありがと!

優奈

そういえば名前聞いてなかった、名前なんて言うの?

里菜

里菜だよ。

里菜

普通に里菜って呼んで

優奈

そうか!じゃあ改めてよろしく!里菜!

ご飯が終わって ー2時間後ー

優奈

なんかゲームってあったりするか?

里菜

あるよ

優奈

じゃあ2人でやろうよ!

里菜

いいよ!(^ ^)

ゲームが終わり、 ベッドへ向かう

優奈

なぁ、

里菜

ん?

優奈

部屋とかってある?

里菜

あぁ、あるよ

優奈

どこ?

里菜

この階段登って右曲がっておくから3つ目が優奈ちゃんの部屋で大丈夫?

優奈

理解!!

里菜

ちなみに四つ目は…

優奈

なぁ、

里菜

どうした?

優奈

出たりしないよな?

里菜

う〜ん…

優奈

え?出んの!?

里菜

いや…出ると言うか…

里菜

窓叩かれたり、扉開いたりしまったりくらいだよ

優奈

くらいだよじゃないよ!

優奈

えー嫌だ〜!(><)

里菜

じゃあ一緒の部屋にする?

優奈

それが良い!

そして部屋へ入って

ガチャッ

優奈

いやどんだけ綺麗な部屋やねん
家も…

里菜

笑笑

優奈

なっなんだよー(=゚ω゚)ノ

里菜

良いから寝るよ〜

優奈

はーい(^o^)/

ー深夜ー

優奈

里菜まだ起きてる〜?

里菜

なに?

優奈

うぉっ!?起きてるんだw

里菜

そんなにびっくりする?笑

里菜

起きてるよー

里菜

それでどうしたの?

優奈

いや…起きてるのかな〜って思ってさ

里菜

どうしたの?笑

里菜

床と上で分かれて寝るの寂しいの?笑

優奈(上) 里菜(下)

優奈

う〜ん…そんな感じかなw

里菜

笑笑

里菜

じゃあ一緒に寝る?

優奈

うん!

里菜

里菜

わかったよ〜

ー夜が明けて朝になり…ー

里菜

う〜ん、おはよう

里菜

ってまだ寝てる

優奈を起こす

優奈

ん?

里菜

朝だよ〜

優奈

おぉ、おはよ

里菜

速く起きて着替えてね

里菜

あっそういえば服

里菜

パーカーで大丈夫?

優奈

うん、ありがと

優奈

ちょっと大きいけど…

里菜

だよね、ごめん💦

優奈

でも大丈夫だよ!ありがと!

里菜

そういえば学校どうするの?学校違うよね?

優奈

あー、まぁ授業の時は廊下で休み時間は教室みたいな?

優奈

とりあえずいじめっ子から守るよ!

里菜

優奈ちゃん…ありがとう

優奈

良いんだってば!

学校にて ー廊下ー

(なんか視線がすごいな…) (里菜)

優奈

どうした?

里菜

なんでもないよ(^ ^)

いじめっ子

うわっ、なんか連れてる…

いじめっ子2

ね、本当バカみたいw

いじめっ子2

あんなことしても無駄なのにねww

里菜

っ……

優奈

…め………よ

優奈

やめろよ

いじめっ子

は?

優奈

は?じゃねぇよ、んなことやって楽しいのか?

いじめっ子2

楽しいからやってんだよw

優奈

ふーん。で?だから?

いじめっ子

は?

いじめっ子

いじめられたいわけ?

里菜

やめなよ…

優奈

里菜は良いから!(^ ^)

いじめっ子

無視すんなy

優奈

うるせぇ、誰がいじめてくださいなんて言ったんだよ

優奈

耳悪いんだったら耳鼻科行ってこいやw

いじめっ子

なんなのこいつ…

いじめっ子2

もう良いよ、行こ!

里菜

優奈…

優奈

言った通り、いじめっ子から守ったよ?

里菜

そうじゃなくて、今度は優奈が…

優奈

良いの!

優奈

里菜は自分の心配して!

里菜

優奈…

里菜

ありがとう

里菜

じゃあ授業だからまた後で

優奈

うん!じゃあね!

ー机に落書きがー

里菜

はぁ…

いじめっ子

クスクス

いじめっ子2

反応が楽しみだな〜w(小声)

無視をする里菜

いじめっ子

つまんなぁな(小声)

いじめっ子2

ね、最近ずっとこう…(小声)

いじめっ子

おい里菜、

里菜

…………

いじめっ子

おい!!!!

里菜

……

里菜

うるさい

いじめっ子

無視ばっかしてんじゃねぇよ

いじめっ子

何も出来ないからそうやってやってんの?wテメェはみんなから邪魔なんだよ。消えろよ?

里菜

……

いじめっ子

チッ(舌打ち)

あれから数時間後……

優奈

里菜っ!?

優奈

どこにいるの!?里菜!?

里菜がいないっ!?

優奈

どこにいるのっ!?

里菜

っ……

里菜は自◯をしようとナイフを手に、首の方へ向ける…

里菜

(怖い…けど!)

その時…

ガチャッ

里菜

っ!?

優奈

はぁ、はぁ、

里菜

優奈…

優奈

里菜!何やってんの!?

里菜

ごめん…ね…(^ ^)

泣きながらそう言う里菜の頬に涙が

グサッ

優奈

え…………

翌日

ー病院にてー

優奈

里菜っ!

優奈

里菜はっ!

優奈

先生!里菜はっ!助かったんですよね!?

先生

それが…

先生

残念ながら…

先生

思いっきり喉がやられているので

先生

こちらにはどうしようもできない状態でした…

優奈

っ!…

優奈

そんな…

優奈

あの時、いじめっ子が色々言っていたから?

優奈

なんで…?なんでなの…??

ガチャッ

ストンッ (優奈がソファに座る)

優奈

もしかしてだけど…里菜が言ってた…

優奈

『前まで不良だったし』っていうのは

優奈

私を助けてくれた時の…?

そこで優奈はやっと気付いた

優奈

知らないうちに二度も助けてもらっていたなんて…

優奈

なんで助けてやれなかったの?

優奈

なんで…?なんで……

ーそして、優奈は思ったー

ー優奈の心の中ー

優奈

私も自◯をしてしまえば…

優奈

虐待から解放される…そして、あの時の不良…里菜にも…会える……

優奈

一石二鳥じゃん…もう◯んでしまった方が楽だよね…

優奈

里菜…私も…今、そっちに行くからね…

輝く眼から涙が零れ落ち… 優奈の頬を伝いながら、 下へと落ちていく…

優奈

っ!…

グサッ

あぁ… ついに…

死んでしまったんだな…

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