数時間後
ハナマル
はぁ…はぁ…///
アモン
大丈夫っすか?
莉久
大丈夫?ハナマルくん
ハナマル
だ、大丈夫だ…///
ハナマル
わりぃが今俺に近付かない方がいい…///
ハウレス
もしかして血が飲みたいんですか?
ハナマル
………ま、まぁ…な
ハナマル
悪い、俺戻るわ
タッタッタッ(早歩きで別邸に戻る)
莉久
ハナマルくん…
莉久
俺、行ってくるね!
ハウレス
い、今は行かない方がいいと思いますよ?
莉久
だって苦しんでる人がいたら助けなさいって、姉さんに教わったんだ!
莉久
特にここにいるみんなはね!
アモン
主様……
フェネス
分かりました、ハナマルさんのそばにいてあげてくださいね
莉久
うん!
別邸
ハナマル
はぁはぁはぁ…///やべぇ…
血が…飲みてぇ
血が…飲みてぇ
ハナマル
莉久の血が………///って、執事がこんなこと言ってたらダメか…
ハナマル
はぁ…はぁ…///
(自分の腕に噛み付く)
(自分の腕に噛み付く)
コンコンコン
ハナマルくん、大丈夫?
ハナマル
り、莉久か…///入ってくるな……
大丈夫……じゃなさそうだね、ごめん、入って来てほしくないかもだけど入るね
ハナマル
あ、ちょまっ!
襖を開ける
莉久
っ!腕血出てるよ!
ハナマル
こ、これくらいなんともないぞ?///
ハナマル
大丈夫だから……離れてくれ…
莉久
無理だよ!姉さんに苦しんでる人がいたら助けろって教わったんだから!
莉久
俺の血が美味しかったなら飲んでいいから!
莉久がハナマルに首筋を見せる
ハナマル
っ!!///
ハナマル
やめろ…襲っちまうから///
ハナマル
傷つけなくねぇんだ…頼む分かってくれ……
莉久
………
莉久
無理なお願いだね
ハナマル
なんでだよ……莉久、なんか今日はわがままだな…
莉久
うん、だって目の前に苦しんでる人がいるのに…それを見過ごしたって姉さんに知られたらなんて言われるか
ハナマル
さぁな……でも、いいのか?
莉久
うん。いいよ
莉久
俺も姉さんもみんなの物だからね、姉さんは主で俺はその弟
莉久
でも、もし姉さんが亡くなったら次の主は俺になる
莉久
だから、主の時も俺はみんなの物
莉久
だから、飲んでいいよ……ハナマルくん
ハナマル
ありがとな……莉久
ハナマルが莉久に近づく
ハナマル
ほんとに…いいんだよな?
莉久
うん
莉久
満足するまで飲んでもいいよ
ハナマル
わかった……だが、度が過ぎてたら殴ってでも止めるんだぞ?
莉久
わ、わかった
ハナマル
じゃあ、噛むからな
莉久
うん…
Σ(゚∀´(ω・` )カプ
莉久
っ……(吸われてる…)
ハナマル
んくっ…んくっ……
莉久
っ……///(なんだろう…体が熱くなって…)
ハナマル
んくっ…ぷはぁ…もっと…
ハナマル
もっと……(やべぇ…うますぎて止まんねぇ)
ハナマル
はぁ…カプッ…
莉久
っあぁ、///
莉久
んっ……はな…マルくん…
ハナマル
んくっ…んくっ…んくっ
莉久
はぁ…はぁ…///
ハナマル
はぁ……ありがとな莉久
だいぶ落ち着いたわ
だいぶ落ち着いたわ
ハナマル
って、大丈夫か?顔真っ赤だけどよ?
莉久
だ、大丈夫…///それよりも、ハナマルくん大丈夫?
ハナマル
あぁ、お陰様で
ハナマル
すっげぇ落ち着いたわ
莉久
良かった
ハナマル
ん〜でもあの感じだとまた数時間後にあんな感じになるかもな
莉久
そしたらまた遠慮なく飲みに来てよ?
ハナマル
あぁ、わかった
ハナマル
ありがとな莉久