お久しぶりです 今回は短編です (短編だけど前半後半です(?)) 明後日くらいか来週くらいに 連載の方も投稿出来たらな、と 考えております もしかしたらこれの後半になるかも こんな主ですがフォローを続けてくれて読んでくれてありがとうございます
本人様関係ありません
BLです 苦手な方は見ないでください
ではどーぞ 桃青です
小学生の頃
見た目で色んな人に虐めに近い 嫌がらせを受けていた
母は既にこの世界にはいなくて 父は仕事人間だった
父は"家族"というより "他人"の方が関係は近いのかも
そんな時に救われたのは兄だった
みんなが僕の見た目と中身
どちらにも文句を言ってくる中で
兄はいつもいつも
青は瞳の色も髪の色も綺麗だね
青は本当に優しいね
そうやって言葉をかけてくれた
僕は友達なんていらない
兄だけいれば幸せだと本気で思ってた
でも、兄は友達がいる
友達と関わってる兄は幸せそうで
いつか兄も離れていく
そんな事を思い知らされていた
その話がだいたい中学2年生の時だ
僕は無口で冷たいというのもあり
小学校でも中学校でも虐めを受けた
小学校の時は凄く酷い事でもないし いつも兄が助けてくれていた
でも、兄が高校生になった中3の夏
助けてくれる人もいなくて
兄は離れていく
そんな環境は僕を壊していった
いつからか僕は
部屋からも出られなくなっていた
PM18:30
青
青
僕の起床時間はだいたい夕方
兄は僕の部屋に勝手に入らないから 寝放題だ
ちなみに僕は中学3年の不登校
1つ上の兄がいる
名前は"桃"
青
青
青
ガチャ(玄関の音)
青
|*・ω・)و゙ コンコン
青
不登校になってから 僕は一切兄と関わっていない
理由は簡単だ
兄が離れていく時に 寂しい思いをしたくないから
もぅ、寂しい思いは絶対したくない
桃
機械音
桃
青
返事くらい自分の声でしろ
そう思う人も多いと思う
でも、僕は声が出せない
人を前にすると声が出せなくなる
それは悪化していって、 扉越しでも怖くて声が出せない
だから兄と話す時は 機械に文字を打ち込んで 機械に話をさせている
みんなの基準でこれがおかしくても 僕の生活では日常だ
青
青
もっと寝とけばよかった...
|*・ω・)و゙ コンコン
桃
桃
青
珍しい...なんだろ、
桃
桃
青
友達...か...
...当然、本心は行って欲しくない
何かあった時怖いし、何より寂しい
でも、行かないでなんて言えない
...僕のせいで桃くんの人生を めちゃくちゃにはしたくない
桃
機械音
桃
僕はこの時選択を間違えたのだろう
いや、学校に行ってない時点で... 桃くんに迷惑をかけてる時点で
神は僕を見捨てたのだろう
次の日に、桃くんが友達の家に 泊まりに行ったが
それから5日間
桃くんが帰ってくることは無かった
PM20:45
青
あれから1分が、1秒が長く感じる
僕は2日間の間 ご飯を食べたりするのも玄関で だいたいの活動場所が玄関になった
事故にあったのだろうか?
それとも、見捨てられたのか
ずっと怖さがなくならない...
ピーンポーン
青
???
???
青
僕は人に会うことは出来ない
人はみんな怖いから
でも、会いたくなくても 声が出せなくても
桃くんより大事なものはなかった
ガチャ
青
紫
橙
紫
橙
橙
橙
事故__?
桃くんはいなくなるの__?
桃くんがいなくなったら...ッ
あれ、?僕って...
なんのために生きてるんだっけ?
青
紫
橙
僕はずっと桃くんがいれば嬉しかった
幸せだった
でももし、桃くんがいなくなったら
このまま帰ってこなかったらッ
青
青
紫
青
1人は嫌だ
寂しい...
早く帰ってきてよ...
バカ野郎...ッ
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