ずっと隣に

注意事項

・この作品はwrwrd様の二次創作です

・微.軍パロ

・Not腐

・捏造注意

・本人様とは関係×

なんでも許せる方だけお進みください

ciは呟くように、そう言った。

口角を少しだけ上げて、笑うciは

今にも、どこかへと 消えてしまいそうだった。

ciは自身の左耳へと手を伸ばした。

ciは図星を突かれたら耳を触る癖がある

不安そうな

悲しそうな

そんな声だった。

ciの小指と自分の小指を絡める

無言のまま小指を上下に動かす。

そう言いながらも

ciは少し嬉しそうな表情して歌い出した

ciは少し黙ってこちらを向く。

なんで

君は

そんな辛そうな表情をするの

暫くの間、沈黙が続く

ciは大きく目を見開く。

その後に口を押さえながら笑った

ciに、右手に持った煙草を向ける

カチッと音が鳴るとともに

ライターの火が煙草に移る

ciに煙草を手渡す。

煙草を受け取るその手は青白く

骨が浮き出ていた。

"ずっと隣におってや"

その言葉は

煙草の煙とともに

夜風に消し去られた。