メンバーには██の隠し事

第3話 ██の隠し事

⚠attention⚠ この作品はnmmnです。 二次創作/男性妊娠/子育て/嘔吐表現 等 上記の表現が含まれます。 展開🎢です。

華ちゃんの妊娠に気づいた日の夜

妊娠を隠すのはやっぱ同じだなーって思った 事実、俺も2年前から隠してるし

俺の娘の愛奏(ｱｶﾈ) 今年で2歳になる女の子。 俺が妊娠したのは2年前、そう20歳の時

当時の俺は妊娠した事に気が付かなかった

本来なら悪阻とか色々あってそこで気づくんだろうけど 運が良かったのか悪かったのか、俺は殆ど悪阻がなかった。 唯一悪阻と言えそうなのは俺の偏食が戻ってたこと

食べれたものが食べれなくなって 食べれなかったものが食べれるようになった。

そして俺が妊娠してる事を知ったのは 健康診断で病院に行った時。

まぁその日に納得出来るわけもないし 理解出来るわけもないから 俺が妊娠をきちんと理解したのは愛奏を産んだ時

メンバーには当たり前だけど言えなかった。 メンバーには『体調悪いから実家帰って療養する』 とだけ伝えて出産した。 今思ったら我ながら無理がありすぎる…ww 子育て用品も出来るだけ郵送してもらって 限界までバレないようにしてた。

…そして今に至る

因みに父親は知らない。 言うと裏路地で1回誰かに襲われたっきり まー多分そいつだろうけど面影ないから助かった。 愛奏は俺が幸せにするって決めたの 使える制度は使うし、両親の手助けも借りてる

愛奏とそんな話をしてた時、 家のインターホンが鳴った

家の扉を開けた先に居たのは

メンバーのまろこと碧だった。

俺と愛奏は自分で言うのもあれだが結構そっくり 目元とかよく似てるって言われる

愛奏が寝た後 俺はまろに話を聞かれてた。

まろの発言とか口調とかから 相当怒ってるみたい まぁ…そりゃそうか…

愛奏の父親が誰かなんて俺が1番知りたい 誰の子を妊娠してたのか分かんないのが怖かった

そうだ 華ちゃんの妊娠は俺とあにきと杏くんしか知らないんだ… 勝手に伝えたらだめだよね…

涙が止まんなかった

これでまろに嫌われたって思ったら 苦しかった。

まろの言う通りだ 俺は自分の事しか考えてなかった もしﾀﾋんじゃったら？ もし皆の前で何も伝えずに倒れちゃったら？ もしLIVE中に産気づいてたら？

ほんとに馬鹿だ 1番愛奏に負担を掛けてたのは自分だ

愛奏を抱きしめる 小さくて暖かくて 大切で大好きな娘

一方その頃華ちゃんは

気持ち悪い… 吐いても吐いても治んない…

杏ちゃんとゆーくんの2人がかりで サポートしてもらってようやく落ち着いてきた

妊娠ってこんなに辛いんや…

そのまま僕は眠りについた 翌日、杏ちゃんの家が地獄になることを知らずに

翌日 目が覚めてリビングへ向かうと お粥が出来ていた

僕がお粥を食べ始めて少しした時 杏ちゃんが話しかけて来た

みんなで話してた時 インターホンがなった

<紅いらっしゃ~…え？

<…~、…す、…

<…はっ？笑

<お前、何言ってんの…？

<あ、…！ま、っ…！

事情を知ってるまろちゃんに 愛奏ちゃんを見ててもらって僕達は 紅ちゃんに話を聞いた

…妊娠、してたから、か 命の危険と常に隣り合わせの日常を 1人ですごしとったん？

家族のようにずっと居る僕らだから それなりに紅ちゃんの変化には気づいてた けど、上手くはぐらかされて全部に気付けなかった。

寂しい思い… 僕も…活動続ける気満々やけど この子に寂しい思いさせちゃうんかな…

杏ちゃんがそう言ったとき 紅ちゃんの目から涙が零れた

分かってるなら 余計軽蔑されるのかな 2人も本当は僕のこと軽蔑してるのかな

考えちゃだめ、考えんな 考えれば考えるほど吐き気がする 彼にされてた事は全部嘘だったって 皆がしてくれてる事は嘘だって　　

後から聞いた話、 この時、本当に地獄絵図になってらしい

怖い

苦しい

助けて

あの日から 僕はみんなに会えなくなっていた どう思われてるのかが分かんなくて この子を産んでから色々と質問攻めにされるのかなとか 考えれば考えるほどしんどくなって 気がついたら2ヶ月ほどみんなに会ってなかったし活動も休止してた

███い... 何もしたくない...

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