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私だけのラジオスター

第22話 - 第22話

128

2024年03月25日

#ハズビンホテル夢

#アラスター

ぶぶ漬け

ロビー

アリス

、！美味しい、！

アラスター

ニャハ！喜んで頂いて光栄です！

私はロビーにて、アラスターが淹れてくれた紅茶を飲んでいた

アラスター

にしても、最近は静かですねぇ

アリス

うん、

チャーリー

うーん、どうやったらお客さんが増えるかしら、

ヴァギー

チャーリー。大丈夫、一緒に考えていこう？

エンジェル

あー、仕事行きたくねー

ハスク

大丈夫か？あんまり無理すんなよ

ニフティ

虫！刺す刺す！

アリス

ふふっ、なんだか、こうやってゆっくり休むのも、久しぶりな気がするな

アラスター

えぇ、本当に、たまにはこういうのも悪くないですね

私は紅茶を飲みながら、アラスターと微笑み合う

そういえば、最近イリアに会ってないな、

そんな時、ホテルの扉からノックの音が聞こえた

チャーリー

！お客さんかしら？！

ヴァギー

待ってチャーリー！

エンジェル

また前みたいな事がありえるからな、
アラスター、アリスを頼む

アラスター

言われなくても、

アラスターは私を守るように前に立ち、ステッキを構える

チャーリー

、、開けるわ、

チャーリーがそう言い、扉を開ける

エコーズ

初めまして、地獄の姫、チャーリー殿

そこには、

アリス

天使、？

美しい白い髪を靡かせながら、笑みを浮かべる天使がいた

ヴァギー

ここへ何しにきた！！

エコーズ

おやおや、物騒じゃのう？

ヴァギーが天使に槍を突きつけ、鋭く睨む

アリス

、、、

アラスター

アリス、大丈夫です。私から離れないでください

アラスターは私の肩を優しく抱き寄せる

エコーズ

ははっ！そんなに警戒しないでおくれ

エコーズ

わしはただ、其方達に提案を持ち掛けにきただけだ

ハスク

提案だぁ？

エンジェル

胡散臭いな、
信用出来ない

エコーズ

まぁまぁ！まずはわしの話を聞いておくれ

天使は煙管を取り出し、火をつけた

エコーズ

ここは、悪魔を更生する為のホテル、なんじゃよな？

チャーリー

えぇ、そうよ

天使が煙を吐きながら続ける

エコーズ

実はな、わしも今似たような活動をしているんじゃ

チャーリー

？！

ヴァギー

、、信じられないわ、

エコーズ

なら、此奴に聞くが良い

イリア

よぉ！久しぶり！

アリス

い、イリア、！？

天使の後ろからイリアが姿を現す

イリア

こいつの言っている事は全て事実だ

ヴァギー

なっ、、

イリア

こいつは、私とルシファーの元にも来た

その時、私とルシファーは新しい呪具の開発をしていた

イリア

あー、疲れたー、

ルシファー

ハハッ、お疲れさん、少し休憩にするかい？

イリア

ん、紅茶とシュークリーム、

ルシファー

ハハッ、君は本当に甘いものが好きだな

ルシファーが紅茶とシュークリームを出し、私達は休憩していた

そんな時、とある気配が城の中からした

イリア

、、ルシファー

ルシファー

あぁ、来るな

扉が開き、姿を現したのは

エコーズ

お初お目にかかります。地獄の王、ルシファー殿

あの天使がいた

ルシファー

ここへ何しにきた。
エクスターミネーションはまだ先の筈だが？

エコーズ

ははっ！わしはただ、其方へ提案しにきただけだ

イリア

、提案？

エコーズ

あぁ、ルシファー殿の娘、チャーリー殿が経営するホテルがあるじゃろう？

ルシファー

、だからなんだ？

エコーズ

チャーリー殿と、契約をさせて欲しい

そう言った瞬間、ルシファーからとてつもない圧が放たれた

天使は相変わらず笑みを浮かべている

エコーズ

そう怒るでない。
契約といっても、
チャーリー殿のホテルと
わしが経営しているところをどちらかが契約をなくしたいと思うまで協力関係を結ぶというものじゃ

ルシファー

その、貴様が経営している所というのは？

エコーズ

学校だ。

イリア

学校？！

エコーズ

あぁ、もちろん天国や地獄ではない。
天国と地獄の狭間、そこでやっている

ルシファー

まぁ、そこなら天使も悪魔も力をそこまで発揮出来ないな、

エコーズ

あぁ、だが、この間から開校しているが、寮がない事に気づいてな、
そこで、チャーリー殿のホテルだ

エコーズ

それに、そちの娘と、考えが合いそうなんでな

ルシファー

それで信用出来るとでも？

エコーズ

もちろん思ってないさ、だから

天使は一枚の紙をルシファーの前に差し出した

エコーズ

これは先程言った事が書いてある契約書じゃ

エコーズ

その紙を破けば、簡単に契約を白紙に戻せる

ルシファー

、、、

エコーズ

そして、その契約書はそちの娘が持っている事、流石のわしでも
契約書が無ければ何も出来んからな

イリア

ルシファー、

ルシファー

、、これは私が決める事じゃない。チャーリーが決める事だ

ルシファー

私からは何もないよ。全てチャーリーの判断に任せる

エコーズ

ははっ、理想の父親像だな

ルシファー

イリア。あとは私がやっておく、君はもう帰りなさい

イリア

、、分かった。またな

私はルシファーに手を振り、天使と共にその場を去った

イリア

と、言う訳だ

エコーズ

どうだろう？其方達にとっても悪くない話ではないか？

チャーリー

まぁ、確かにそうね、

ヴァギー

チャーリー、まだ信用しちゃダメ

エコーズ

そうなると思って、これを用意した

天使はとあるビデオカメラを出した

そこにはとても大きい建造物が映っており、制服なども紹介されている

エコーズ

これが私の学校、カムラッド学院だ

チャーリー

素敵ね！

ヴァギー

まぁ、綺麗ではあるわね

エコーズ

気に入ってもらって嬉しいよ

エコーズ

そこで、一つ、頼みたい事がある

エコーズ

アリス殿、この学院に通ってもらえないだろうか？

アリス

わ、私、？

エコーズ

えぇ、この学院にいる間、
貴女を狙う者は何も手出しは出来ない。

エコーズ

学院には特殊な結果が張ってあってのう。
並の悪魔や天使にはまず学院の姿は見つけられない

エコーズ

どうじゃ？

アラスター

ダメに決まっているじゃないですか

アラスター

そんなよく分からない場所に彼女1人だなんて

エコーズ

1人じゃなくても良い
だが、君はダメだ

そう言い、天使はアラスターを煙管で指を指す

アラスター

、、、

エコーズ

君が来たら、学院中が大パニックだ

そう言い、天使はアラスターを見つめる

アリス

、、あの、少し考える時間を下さい

エコーズ

あぁ、私は外で待っている。
ゆっくり話すがよい

そう言い、天使はでていく

アラスター

アリス、、

アリス

アラスター、、私ね、学んでみたいんだ

アリス

今まで、私は魔法を使いこなせなかったから、自分の身体で事を止める事しか出来なかった

アラスター

、、

アリス

でも、みんなはそれを止めた、私は最初何故止めるのか、分からなかった

アリス

でもね、

私はアラスターの頬に手を添える

アラスター

！

アリス

最近、分かった気がするの、みんなが止める理由を、

アリス

だからこそ、もう自分の身を使わなくても良いように、私は魔法を学びたい

私がそう言うと、アラスターは私に優しく抱きつく

アラスター

、、危険かもしれませんよ？

アリス

ふふっ、もう慣れちゃったよ、

アラスター

、、必ず、顔を見せに来て下さい

アリス

うん、約束、

私はアラスターに抱きつきながらそう口にする

エコーズ

お話は済んだかい？

チャーリー

、、ねぇ、どうしてアリスなの？

エコーズ

あぁ、それはね。

エコーズ

彼女の体はとても特殊だ。
100年に1人の逸材イリアを超える炎の天使、そしてその体に不死の呪いを宿している、

エコーズ

そんな者が力の制御が出来ず、暴走してしまったら、地獄や天国のバランスは崩れてしまい、滅んでしまう

エコーズ

そこでじゃ。アリス殿は学院で預かり、力の制御や魔法を学んでもらう

アリス

な、なるほど、

エコーズ

だが、先程も言った通りここは寮になるのだが、学院からここは大分離れているからのぅ。

エコーズ

そこで、このホテルとそっくりな作りをした寮を学院の近くに置く事にした

エコーズ

それに、1週間に２回だが、休みの日がある。

エコーズ

どうだ？

チャーリー

ねぇヴァギー、この人信用しても良いんじゃないかしら

ヴァギー

、まぁそうね、嘘だったらここまで考えられないわね

チャーリー

、分かったわ。契約する

エコーズ

協力感謝するよ。ではここにサインを

そう言い、天使は契約書と羽ペンをチャーリーの前に出した

チャーリー

、、これで、良い？

エコーズ

あぁ。問題ない

エコーズ

そういえば、自己紹介がまだだったね。

エコーズ

わしはエコーズ。よろしくのぅ

チャーリー

チャーリーよ！

ヴァギー

ヴァギー、

ハスク

、、ハスク

エンジェル

、エンジェル

ニフティ

ニフティよ！貴方悪い子？！

エコーズ

残念ながら、天使だから悪い子ではないのぅ

アラスター

アラスターだ！アリスの夫です

そう言い、アラスターはエコーズを睨む

エコーズ

おや、これは怖い

エコーズは顔を崩さず、笑った

アリス

アラスター、落ち着いて、大丈夫だから、
私は、アリスです、

エコーズ

あぁ、よろしくのぅ。可愛いわしの生徒？

そう言い、エコーズは私に近づき、顔を覗く

アラスター

ナハッ！その薄汚い顔を彼女に近づかないでもらっても？

アラスターは私の前に立ち、エコーズを睨みつける

アリス

、、、

これから、また慌ただしくなりそうだ

主

ども、最近伸びすぎてテンションバカ上がってる人です

主

窓なぁぁぁい！！！

主

本当に、ありがとうございます！

主

これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします！

主

最近新しくハズビンホテルの夢を投稿したんですが、こっちをメインにしていくので

主

投稿は時間が空いた時にしようと思ってます

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