朝起きたら、目が腫れていた。 昨日のことが全部嘘だったら、 なんて、考えてしまう。 でも、嘘じゃない。 あと30分経てば、世の中の音が消える。 もう二度と純喜と会うことは無い。 今日で、この学校も最後。
川西拓実
〇〇
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川西拓実
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川西拓実
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川西拓実
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川西拓実
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〇〇
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川西拓実
〇〇
ごめんね、拓実くん。 今はまだ、言えない。 けどいつか、言える日が来るから 多分来るその日まで、嘘をつかせて。 弱い私を守るためにも。 ─────────────── いつもは純喜が開けてくれる扉を開ける。 少し騒がしい朝の時間が私は好きだった。 もちろん、彼の声も聞こえる。 彼の姿も声も一番にわかってしまうのは、 ずっとずっと一緒にいたから。 早く居なくなろう。 そう自分に言い聞かせ、荷物をまとめる。
河野純喜
〇〇
河野純喜
〇〇
〇〇
河野純喜
河野純喜
クラスメイト。 そう言った彼は、少し寂しそうだった。
〇〇
あと10分。 ─────────────── 誰もいない静かな廊下を2人で歩く。
河野純喜
〇〇
ぎこちない会話が私たちの関係を表してる。
河野純喜
〇〇
河野純喜
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河野純喜
河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
〇〇
あと1分。
〇〇
河野純喜
河野純喜
河野純喜
"また"なんてないんだよ。 嗅覚も聴覚も、戻ることは無い。 純喜と私の関係ももう戻ることはない。 何も出来なくなるけど、1人で生きてくって 決めたから。 君の優しさに甘えなくても生きていけるようになりたいから。 そう思い、振り返らずに学校を出た。 ─────────────── ここまで! 実は、もうすぐ私の誕生日です! あと丁度1週間です! 誰か祝ってください!笑 待ってます! それでは、またね〜🐉
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