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早くテヒョンイヒョンに会いたいっ…
会って1人で悩ませてごめんねって
僕を好きでいてくれて ありがとうって伝えたい
なのに伝えたい事がありすぎて 頭の中が上手くまとまらない
JUNGKOOK
JUNGKOOK
テヒョンイヒョンに電話しても 繋がらないし、......
電話でホソギヒョンに聞くも 出かけたまま、まだ帰ってきてないと言う
あてもなくテヒョンイヒョンを 探すけれど会えるわけないっ.....
ねぇ.....どこにいるの?
段々と小さくなっていった蝉の声
こんなに蝉の声は小さかったかな
急に寒く感じるのはどうしてだろう
とても嫌な予感が脳裏をよぎる
ねぇテヒョンイヒョンっ今どこ、.....?
早く会いたいよっ.....テヒョンイっ....
プルルルル プルルルルルル_______
JUNGKOOK
スマホの着信音に体がビクッとなる
蝉の声があまりしないせいか 着信音がより空に鳴り響く
まただ、嫌な予感がする
でたくないっ.....って思うのは どうしてだろう
スマホに表示された名前を見ると
JUNGKOOK
どうしてシュガヒョンが?なんて考えて 名前を見るなり安心した僕
そんな事を思えたのはほんの一瞬
JUNGKOOK
SUGA
焦った様子で声を荒らげて言うヒョンに 体がビクッとなる
JUNGKOOK
JUNGKOOK
SUGA
どうして泣いてっっ........
テヒョンイヒョンが何........っ怖いっ
SUGA
一瞬耳を疑った
テヒョンイションが事故........?、
JUNGKOOK
なにそれ
なにそれ、なにそれなにそれなにそれっ
嘘に決まってる
嘘だっ、うそだうそだ、うそだ うそだっ、うそだうそだ
うそだ
そんな訳ない、そんなっ、....わけ
なんでっ....テヒョンイヒョンッっ
僕の中で何かが崩れ始めて いくのが分かる
僕をどん底へと
JUNGKOOK
言葉が出てこない
息が上手くできない
SUGA
そう言い残して通話は切れた
頭が追いつかない
どうしてっ......なんでっ テヒョンイヒョン
やっとテヒョンイヒョンと始まると 思ったのに
どうして遠くへ行っちゃうのっ........
【僕たちにハッピーエンドなんて 絶対にきちゃだめなんだ】
JUNGKOOK
僕はその場に立ち崩れた
視界が濁っていく
テヒョンイヒョンっ........いかないでっ....
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僕は南町にある病院に着き
テヒョンイヒョンが居るという 部屋の扉を勢いよく開ける
JUNGKOOK
SUGA
他のヒョン達も全員いた
ジミニヒョンも。
テヒョンイヒョンがベットに 横になっているのが分かる
JUNGKOOK
僕はテヒョンイヒョンのそばに駆け寄る
何度呼んだって返事は返ってこない
相変わらず綺麗な顔立ちで目を瞑っている
JUNGKOOK
JIMIN
ジミニヒョンっ........
RM
JIN
JーHOPE
ヒョン達の泣く声と鼻をすする 音が部屋に響く
JUNGKOOK
もうやだっ.......
テヒョンイヒョン 死なないよねっ........
僕の前から消えないよねっ.....ぅ
『俺の事消すの?』
『消しますよ』
JUNGKOOK
苦しい
何度も何度もこの言葉が 頭の中で繰り返される
なんで......なんでこんなっ....こと
テヒョンイヒョンと最後に 会話した言葉がこれだなんて
僕はなんてっ........
JUNGKOOK
ほんとに消えたら、 いなくなっちゃったら
僕っ僕っ......もう、無理だよっ.....
テヒョンイヒョンがいない 世界なんて
考えられないっぅぅ........ヒョンっ
JUNGKOOK
ふと視線を下の方に向けると テヒョンイヒョンの手の中から
うっすらと光る何かが見えた
そっとテヒョンイヒョンの 手を広げると
JUNGKOOK
僕はこれが何なのかすぐに 分かった
SUGA
不思議そうにしてる シュガヒョンだけど
これは僕にとっては いや、僕たちにとって 大切な大事な
JUNGKOOK
テヒョンイヒョンっ.... 持ってたんだっぅ
僕は捨てただなんて嘘をっ........
テヒョンイヒョンっ....ヒョンっ
大好きですっ.....どうか、どうか
神様っ........__________
テヒョンイヒョンをっ 助けてくだっ....さいっ_________
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コメント
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きーなっつ様は天才ですね!
涙がぁ