最低で大好きだった人

テテは追い詰められた 小動物の様に小さくなった。

私はテテを抱き寄せた。

いつも感じる。

なぜか、○○に抱きしめられると

全てがどうでも良くなってくる

もう

どうでもいいや

全部○○の言う通りにしよう

○○の目は凛としている

○○はあまり驚かなかった。

まるで、"知っていた"かのように。

○○の目の光がなくなったように見える。

ただただ、○○が怖い。

言う通りにしないと

もう駄目になる気がして

俺は○○を見た。

○○は、寒気がするくらい

笑っていた。