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合宿2日目の午後。

練習と後片付けを終えると、 空は茜色になっていた。

今回の合宿は1泊2日と短く、

次に白石に会えるのは 約2週間後の夏休み合宿だ。

白石汐凪

じゃあまた次の合宿で!

音駒の部員に向かって 元気よく言う白石。

夜久衛輔

おう!元気でな

孤爪研磨

またね

灰羽リエーフ

次の合宿もマカロニサラダ作ってくれよな!

白石汐凪

ふふ、そんなに気に入って貰えたなら作らなきゃね

すっかり部員全員と 仲良くなった白石は、

そんな会話をしている。

夕焼けの オレンジ色に縁取られた

黒髪と白い肌がすごく綺麗で。

白石汐凪

黒尾さんも、また今度!

黒尾鉄朗

…おう、また再来週

連絡先を聞こうかとか 最後になんて言おうかとか、

色々考えたけど 結局言えたのはそれだけ。

手を振ると、白石の 小さな手がふいに触れた。

黒尾鉄朗

パン、と軽い音がした。 いわゆるハイタッチ。

驚いて固まって、 呆気に取られる。

気付いた頃には白石は バスに乗り込んでいた。

黒尾鉄朗

( なんだよ今の… )

黒尾鉄朗

可愛すぎんだろ…

烏野のバスが出発する。

夜久衛輔

おい黒尾、早く行くぞ

夜久に呼ばれて 我に返った俺は、

自分も帰りのバスに 乗ったのだった。

白石汐凪side

帰りのバスに揺られる。

通路を挟んで隣では

潔子さんと仁花ちゃんが 眠っている。

後ろの席からも 部員達の寝息が聞こえる中、

私は外を眺めていた。

隣の席には荷物が入った バッグが鎮座している。

白石汐凪

( 楽しかったなぁ )

白石汐凪

( 早く次の合宿の日にならないかな )

まだ宮城にも 着いていないというのに、

頭の中は 合宿のことでいっぱい。

いや…それはただの言い訳で。

自分も眠ろうと目を瞑ると

瞼の中で 一人の人が浮かぶ。

出会って2日。

経ったの2日なのに、

その人の事を考えると こんなにも胸がざわめくのは、

私がおかしいのかな。

白石汐凪

( あの人も一緒だといいな )

なんて、ワガママですか?

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