美月
はぁ…
美月
死にたい
美月
死にたいよ…
そう口に出した言葉は
誰も聞いてくれなくて
ただ夜空の遥か彼方で
月が見守ってるだけ……
美月
ねぇ…?
美月
死にたいんだ
美月
もう嫌なんだよ…
少女はもう涙すら出なくなった目で
月を見上げた
美月
嫌なんだ
美月
これ以上傷つくのが
美月
これ以上人を傷つけるのが…
美月
私のせいで誰かが狂って
美月
私のせいで壊れて…
美月
自分すら壊れて
美月
どこにも居なくなっちゃって
美月
もう、嫌なんだ…
誰か、助けて…
死にたいってさ
「SOS」なんだよ
誰かに助けて欲しい……
もうそろそろ限界なの…
そんな言葉が隠れてるんだ…
日の出が昇る頃
少女の体は冷たく青白くなっていた
少女のもたれた壁には
SOS
と血文字で書かれていた







