ある屋敷にシンデレラという,いじめられている子がいました。 雨の日には掃除をさせられ,晴れの日にはいじめられ外掃除。
姉1
ほら,シンデレラ。さっさと部屋の掃除して頂戴!
シンデレラ
はい。
姉2
まぁっ!何ですか!!このホコリは!全然掃除
が行き届いて無いじゃないの!!
が行き届いて無いじゃないの!!
シンデレラ
すみません!
姉1
全く…こんな所で過ごせというのね!?
シンデレラ
そんなつもりは…
姉2
もういいわ!外で枯れ葉でも捨ててきなさい!
シンデレラ
はい……
このようにシンデレラは日々の生活うんざりしていました。 ですがそんな時,シンデレラにある招待状が来ました。
シンデレラ
これは……お城の招待状?
姉1
どうしたの。シンデレラ。掃除さぼらないで!
シンデレラ
はいっ!
シンデレラ
(お姉様達には内緒にしないと。)
そしてシンデレラはかぼちゃの馬車に乗り,お城へ行きました。
シンデレラ
わぁ〜こんな所見たことない!
門番
招待状をいただきたいのですが…
シンデレラ
あ、はいこれです。
門番
…あの,つかぬことを聞きますが,ドレスは下に着ていますか?
シンデレラ
ドレスは着ていません。
門番
すみません。それでは…その…
シンデレラ
ダ、ダメですかね?
門番
はい。すみません…あっですがこれで良ければどうぞ。
シンデレラ
凄い!こんな綺麗なドレス見たことない‥‼︎
門番が渡したドレスは白色と水色のグラデーション。 シンデレラには着れないと確信していたドレスでした。
シンデレラ
これでいいですか?
門番
はい。会場へどうぞ。
⚠︎ここを会場だと思ってください
シンデレラ
美しい…王子様もいるのね!
王子
あの,よければ一緒に踊りませんか?
シンデレラ
あっ…私で良ければ是非!
王子
ありがとうございます!
シンデレラ
いえいえ。お一人で来られてるのですか?
王子
ええ,まぁ。
シンデレラ
そうなんですか!そうだ,ワインをどうぞ!
王子
ありがとう!僕はこの味が大好きなんだ。
シンデレラ
あら、私もです!私達、気が合いますわね!
王子
本当ですね!あっそろそろ踊りましょう!
シンデレラ
はい…踊りましょう……
バタ
王子
!?誰か!救急車を呼んでくれ!!
家にて〜
シンデレラ
ここは…
姉1
シンデレラ起きたならさっさと…
王子
あの!!すみません!どなたかこの靴を履いてくれませんか!?
姉1
まぁっ!素敵な王子様!
姉2
靴なら履きます!!
王子
そ、それではまず…
姉1
私から!
王子
はい。どうぞ
姉1
!?あれ足が入らないわ!
???
入らないならかかとを切り落としましょう……
そして,シンデレラの姉はかかとを切り落とし,血塗れで悲鳴を上げました。
姉2
次は私ね!
姉2
?爪先がきつい……
???
入らないなら爪先を切り落とせばいいじゃない……
そして,シンデレラの姉2は爪先を切り落としました。爪先から血が水のように次から次へと出てきます。
シンデレラ
次は私ですね……
すぽっ
王子
!君があの時の人かい!?
シンデレラ
は,はい。じゃああなたはあの時の王子様……?
王子
覚えててくれたのですね!前,踊れなかった分
今日踊りませんか?
今日踊りませんか?
シンデレラ
もちろんです!
こうしてシンデレラは王子と幸せに暮らしました。 あの時囁いた人は一体誰だったのでしょう?